2017年治療成績
はじめに
膝関節に痛みが発生する理由は現医学でも全てが解明されていない。XPでは軟骨が完全に磨耗して消滅し、極度に変形している膝であっても痛みが全くない症例をしばしばみかける。また軟骨は正常で関節もほとんど変形していないのに痛みのために歩けない人もいる。こうした事例は「膝の痛みのシステムが判明していない」ことの確かな証拠となる。そして関節内注射が全く無効な例をしばしばみかける。注射無効例で変形の強い膝は手術を勧められ、変形が少ない膝は痛みが強くても手術をしない方針とされ、患者たちは整形外科医に振り回されている状況がある。このような医療の不適切さを正すため、「痛みの原因」について正しく研究し、症状に合った治療をすることが急務であった。本論文では注射無効の膝痛の正体にせまり、その治療法を示す。
2017/7/8の時点で以下のようなご指摘を受けました。ご意見まことにありがとうございました。
気になった点が2点あり記載します.・現時点では膝骨壊死は「壊死」と名前がついていますが,「骨折」が原因と考えられています.最初は免荷が治療の基本で,症状は一旦改善します.ただ,5年単位でみていくと最終的に手術が必要になることが多いです.
・びまん性に見えるT1でlow, STIRや脂肪抑制T2でhighの所見は壊死の所見ではありません.微小骨折周囲の骨髄浮腫です.壊死はT1 lowの線状陰影の末梢側で,循環がないためSTIRや脂肪抑制T2でlowになります.
著者より
5年単位で見ていくと最終的に手術になる・・・注射に使用する薬剤や生活指導によります。私の外来では5年以上followしていますが、ほとんど手術になることはありません。いずれ手術になることが多いから手術という意見が本当に正しいか?は私の患者たちにその質問を浴びせれば誰も同意しないことからわかるでしょう。
壊死→骨折のご指摘ありがとうございました。これが多くの整形外科医の常識となってくれることを切に望みます。そして、膝痛の症例はほとんどが微小な骨折であることを、研究発表してほしいと思います。そして骨折はヒアルロン酸では痛みが除去できないことを、製薬会社の抵抗を押し切ってぜひ普及させていただきたいと切に思います。
どちらにせよ、整形外科医が膝の痛みを持つ患者に「これは骨折ですから免荷してください」と正しく説明する医師が本当に増えてくれるでしょうか?免荷指示では製薬会社も人工膝メーカーも誰もお金儲けができず、かつ患者に嫌われますから。誰もそれを言わなかったから私が述べているのです。それを5年単位で見れば手術になるケースが多いから手術・・・という意見に賛同できるわけがありません。
症例 64歳女性
10ヶ月前に歩きすぎたことを発端に強い右膝痛が発症。歩行時、階段昇降時に強い痛みを感じる。近くの整形外科を受診しヒアルロン酸の注射・理学療法・消炎鎮痛剤などで治療を受けるが全く効果なし。そのため膝で有名な整形外科を数軒回り治療を受けるがそれでも痛みは軽快しない。さらに整体・鍼灸と保険の効かない治療を受けるが無効。パートの仕事も辞職し、最近では買い物にも出かけられない状態となり、困り果てて当院をH27年5月に受診。
単純XP
両膝ともに変形はほとんどなく、関節の狭小化も認められない。よって、これまでかかった整形外科では異常なしとされてきた。ただし、よく見ると右膝内側上関節面に半円状のくぼみ白のラインがある。
治療経過
2週連続で膝関節内に1%キシロカイン+ケナコルト2.5mgを注射するが全く効果がないという。そこでMRIを行ったところ、大腿骨下端(内顆)全体に広範囲な骨壊死を認めた。その時点から右下肢免荷(松葉杖歩行)を命じ、同時に膝関節内注射を同様に1%キシロカイン+ケナコルト2.5mgを行った。すると膝の痛みは完全に消失した(免荷の状態で)。
免荷1ヶ月後荷重を許可したが、その際、膝の痛みは完治していた。以降歩行時に痛みがない状態となったため治療を終了した。以下に治療前と後のMRIを示す。
治療前後のMRI 全て右膝
上段左T1強調では内果が広範囲に黒くなっており、水分強調(右図)では白くなっており、広範囲な骨壊死と判断できる。
下段は約1.5ヶ月後のMRI。T1で黒く映っていた部分が白くなり、水分強調で白くなっていた部分が黒くなっており、壊死した骨髄が再生されたことを示す。内側関節面に半円形に抜けていた(白い部分)箇所もかなり縮小した。つまり、月のクレーターのようになっていた骨壊死箇所さえも、改善していることがわかる。極めて劇的な変化である。
本症例の問題点
数箇所の整形外科を回ったが、そのどこの整形外科でも「骨壊死」とは言われていなかった。骨壊死の痛みは骨梁が崩れていく痛みであり「骨折の痛み」である。おそらく骨膜が感じている痛みであり、微小な髄内骨折が起こって体重を支えきれなくなり、骨皮質にもひびが入るための痛みと考えられる。それでも歩き続ければ内果は変形し、O脚となる。一度O脚になればますます内側に体重がかかるので変形を阻止することができずに悪化が加速する。こうした仕組みによる痛みだったために膝関節内注射が全く効果を示さなかったと思われる。そして1ヶ月免荷という命令で見事に症状が全快した。問題はそれを指摘できる整形外科医がいないことである。本患者は「膝が痛いのなら歩きなさい、リハビリしなさい」という医者によって悪化へと向かう典型である。整形外科医がそうした患者が日常茶飯事に存在することを知らず、安易に膝関節全置換術などの手術へと誘導する仕組みが現医療界に出来上がってしまっていることが問題であると思われる。適切な指示を出せば手術などしなくてもほぼ全快する。
膝骨壊死(骨折と言うべき)が日常茶飯事に存在する証拠
この症例以降、私は「膝関節内注射(ケナコルト入りのキシロカイン)で痛みの改善が数日以内」という患者3名全員にMRIを指示したところその全員(100%)に広範囲の骨壊死(び漫性骨折というべき?)巣を認めた。以下にMRIを示す。
考察
膝関節内注射が無効だった他の4名にもMRIを行ったところ全員が骨壊死を伴っていた。ここでは「膝関節内注射が無効」「全員が骨壊死(骨折というべき?)」という二つのキーワードについて考察する。「膝関節内注射が無効」というのは「ケナコルト入りのキシロカイン」に限定されることに留意していただきたい。なぜなら、ヒアルロン酸注射が無効な患者はあまりにも大勢存在するからである。すでに私はヒアルロン酸注射が無効である症例をケナコルト入りキシロカインで軽快させることができることをこれまでの臨床研究で証明してきた。おそらく、滑膜由来の膝の痛みはケナコルトに著しく反応し、痛みが激減すると思われる。滑膜の炎症はヒアルロン酸ではなかなか軽快し得ないと推測する。その証拠としてヒアルロン酸の注射では膝関節水腫がほぼ軽減しないことが挙げられる。滑膜が炎症を起こすことで滑液が多く生産され、かつ吸収が追いつかないことで滑液が増える。よって水腫が引かないこと=滑膜炎には効果がないことを意味している。
そして実際にケナコルト入りキシロカイン注射が無効であった4名は全員が「骨壊死」が存在した。臨床的にはたった4名であるが全員であることに注目しなければならない。この相関から得られる推論は「ケナコルト注射が無効=骨壊死(骨折というべき?)の可能性が極めて高い」となる。
さて、骨壊死(骨折というべき?)に対する治療として現医学でもっとも正しい治療法は免荷しかない! 大腿骨頭無腐性壊死の治療は今も昔も変わらず「免荷しかない」のである。それ以上もそれ以下もない。いきなり人工骨頭にするという手はない。にもかかわらず、現整形外科学では免荷治療もしないうちから注射無効の膝痛には手術(関節置換術)を勧めるというシステムとなっている。ケナコルト注射が無効な膝患者に対して免荷を1ヶ月行えば半永久的に痛みが起こりにくい膝へと治癒すると思われる。その理由は文頭でも述べたが、膝の変形が末期の患者でも痛みを伴わない症例が大勢存在するからである。これらの患者は骨梁が安定した状態を保つことができているために骨壊死が起こりにくくなり、そのために半永久的に痛みが起こらないと思われる。つまり、本考察は変形した状態が痛みの原因とするこれまでの理論を覆し、「壊死こそが痛みの主原因」とする新たな考え方となる。
この考え方が世界に広まれば、ヒアルロン酸注射が効果がないこと、人工膝関節置換術が不適切であることを整形外科医が認めなければならない。そうなるととりわけ人工膝関節手術のめっかであるアメリカ合衆国の整形外科医が大反論することが予想される。人工膝の機器を作っているメーカーも倒産に追いやられる。そしてメーカーと医師の癒着もなくなってしまい、整形外科医の利益が損なわれる。それほど本論文が広まることは世界の高齢者医療への影響力が強い事実となっている(だからおそらく広まらない)。
注射が効かない膝痛の患者には松葉杖、または車椅子、または入院して免荷、が本当の治療法となる。MRIを見る限り、免荷治療の効果は絶大であり手術する前にまず免荷を試みるべきであることは医の倫理にかけて正しい。それを整形外科医たちが認めれば世界の先進国の高齢者の医療費は格段に減らすことができ、さらに膝痛の患者も激減する。しかし、整形外科医の仕事は激減し、面子がつぶれる。
さらに、肥満→膝痛→歩いてやせなさい という治療法が間違いであることが判明する。特に内科医は肥満患者・糖尿病患者に歩行を勧めることが一般的である。しかし、歩行は荷重させることなので膝関節の骨壊死を必ず悪化させ、変形を加速させる。そして整形外科医が繁盛するという絵図となる。膝痛を歩いて治すということが間違いであることを認めることは内科医にとっても痛い事実となる。しかし、実際は骨壊死・骨折である。歩いて治すことが間違いであることは小学生にでもわかる。
ただし、問題はケナコルトを使用できる資格のある医師がいないことである。関節内へのステロイド注射は慎重であるべきで、かつ、副作用の研究も相当行い、かつ患者の全身管理も行わなければならない。それだけの大変な作業ができる医師はほとんどいない。よって「注射が無効な膝」かどうかを知ることがそもそも不可能となる。これでは免荷治療をする以前の問題である。
注射が効かない膝痛の種類
「膝痛」には少なくとも3種類存在することはこれまでの私の研究で証明してきた。1.滑膜・軟骨・半月板など軟部組織由来の痛み、2.坐骨神経・大腿神経由来の神経痛により増幅された膝痛、3.骨壊死・骨折による痛み、である。さらにカウザルギー、アロディニアなどさらに中枢の神経系統の異常によってもたらされる痛みも存在する。この中で2と3は膝関節内注射が極めて効きにくい。
ここで問題がある。2と3は治療法が全く異なるところである。2は神経ブロック、3は免荷が治療法となる。2と3はしばしば合併する。よって1ヶ月免荷させたところで2がメインであった際に痛みが改善しないということが起こりうる。
神経ブロックは膝痛の患者に整形外科医はまず絶対に行わない。よって2を認識する方法が整形外科医には存在しない。ならば整形外科医が「注射が無効の膝痛患者」に1ヶ月入院を指示して免荷とさせても、痛みが改善しない患者が現れ、患者と整形外科医がトラブルになる可能性がある。なぜならば入院して免荷と指示すれば、筋力も体力も弱るため、「膝の痛みが改善しなかった」場合に患者にマイナスの悪影響を与えてしまうからだ。そうした厄介ごとに巻き込まれるのは御免なので整形外科医は軽々しく免荷を指示できないという現実がある。
私が免荷を指示できる理由は、神経痛をとりのぞくブロックを自在に行うことができ、かつ、膝注射が絶対に失敗しない実績を持ち、かつ、ケナコルトを安全に使用できる知識があるからであり、そうした治療においても痛みが軽快しない患者だからこそ、自信を持って骨壊死の治療のために免荷1ヶ月という患者にとって拷問のような命令を下すことができるのである。また、「注射無効」の定義を決めておかなければ本治療自体が形骸化する。
骨壊死はMRIで確定診断可能
MRIを用いれば膝の骨壊死の程度がたやすくわかる。そして1ヶ月免荷後に壊死部が治癒しているMRIを患者に見せれば免荷がどれほど効果の高い治療なのかを視覚的に理解していただくことが可能である。よって、注射が無効な膝痛患者と外来で遭遇した場合、真っ先にMRI検査を行うことを勧める。そして壊死している証拠をつきつければ、患者はおそらく免荷治療に応じる。
免荷指導に応じない患者の対処法
私の経験上、70歳以上の高齢者で松葉杖をつくことができる患者はごくわずかである。よって免荷がどうしてもできないという患者にはロフストランド杖を処方している。ロフストランドでは免荷にはならないが、普通の杖をつくよりは壊死が治る効果が期待できる。両膝が痛い方には2本のロフストランドという方法がある。「免荷1ヶ月では脚力が落ちて歩けなくなる」という世間に広まっている嘘を信じきっている方には対処法がない。社会的に仕事を休めないので免荷ができないというのであれば、これも対処法がない。対処法がない場合、ほとんどの場合、近い将来人工膝関節の手術へと追い詰められる。手術となれば強制的に1ヶ月は仕事を休まざるを得ない。結局そのように袋小路に追い込んで逃げられない状況にしてしまわなければ自制できない患者を治すことができない。これが免荷治療の限界である。
変形が高度でも膝の痛みが少ない例
次の写真は82歳、女性。変形は末期だが痛みは少なく2週間に1度のキシロカインの関節内注射で十分に日常生活が行えている例。
上段が9ヶ月前、下段が現在。変形がほとんど進んでいないことを示す。
MRI撮影はしていないが、おそらく骨壊死がほとんど起こっていない例であると思われる。つまり、骨壊死が現在進行形で存在していなければ、「手術しなければならないほどの痛み」は来ない、そして変形もほとんど進まないと考える。
また、私の研究では軟骨ではなく骨が変形する際に痛みが強く出る傾向にあることが判明している「膝の痛みと関節破壊の関係について」を参。結論から言えば「軟骨が磨り減っていくことは膝の痛みと直接の関係はなく、軟骨の弾力性の低下によって骨に衝撃が強くなって骨が破壊されていく時に痛みが起こる」となる。骨破壊は免荷により治癒するので「膝が痛い」ことが手術の必要性を意味していない。ただし、以下のような理由で手術が必要となる。
骨壊死を放置しているとO脚となる
この図は骨壊死が進行してO脚になっている様子を示す(右膝XP)。赤のラインは現在の関節面の水平線。そして黄のラインは過去の予想水平線。骨壊死を放置しておけばこの図のように下腿骨の内側関節面が崩落し傾いてしまうことを示す。崩落が現在進行形のときは痛みが出現するが、この患者は現在、崩落が止まっており、ほとんど痛みを訴えていない(2週間に1度の関節内注射で痛みが制御できている)。しかしながら、このようにO脚変形すると膝関節の内側に集中して体重がかかるようになるため、再び内側の関節面の骨壊死が起こりやすくなる。O脚がこれ以上進めば下腿骨内側の崩落を制御できなくなる。制御するためには日常生活で膝に荷重をかける機会を減らしていただくしか方法がない。機会を減らしたくないという活発な方には手術が必要になる。
この患者が日常生活で荷重の機会を減らしていく予定があるのなら、当然ながら手術は一生必要ない。よって、基本的に手術をするしないの決定権は患者にあり、整形外科医が「この膝は末期ですから手術しなければならない」と半強制的に手術命令を出すことは人権を踏みにじることになり不適切である。しかし、実際はほとんどの医師が半強制的に膝手術の命令を患者に出している現状がある。医療費を減らしていかなければならない日本においては、この現状を変えることが望ましい。
ケナコルトが骨壊死に与える影響
実際にはMRIで中等度の骨壊死が認められる患者にケナコルト入りキシロカインの関節内注射を行うと、ほとんどの患者で膝の痛みは激減する。もちろん、ヒアルロン酸の注射では全く無効である。壊死があり、現在進行形で骨破壊が起こっている患者にケナコルトを使用するとなぜ痛みが制御されるのかの理由はなぞにつつまれている。なぞではあるがケナコルトが軟骨・滑膜の炎症を抑え、浮腫を軽減させ、骨内の血行動態を回復させることは明らかであろう。浮腫の軽減が軟骨のクッション性を安定化させ、骨への衝撃を緩和することに役立っていると考える。
さて、一昔前の医学理論に「ステロイドは血栓を作り骨壊死を起こす」というものがあり、これを信じている医師がほとんどである。血栓はステロイドが糖代謝や脂質代謝に影響を及ぼし、血液粘稠度を高くして起こすという病態であるから、局所に投与されて局所に血栓を起こすという考え方自体が誤りであることを熟知している医師は少ない。また、ステロイドによって大腿骨頭無腐性壊死を起こしやすいことは有名であるが、これは大量投与によりきたす疾患であり、私が使用するような2.5mg程度の話ではない。
現代医学はそうしたステロイドの副作用の実態を知らない医師がステロイドによる骨破壊を吹聴している時代なので、「ケナコルトが骨壊死改善に劇的な効果がある」ということは世に広まりにくいことを私は悟っている。
悟っているということは本治療が簡単には世に広まらないことを悟っているわけであるが、それでは超高齢化社会に経済が追いつかなくなる。困ったものだが真実が広がるまで待たなければならない。よって、本論文の主旨である免荷治療はいまのところ「私にしか行えない膝治療」ということになりそうである。一刻も早く世に広まることを望む。
変形性股関節症も骨壊死が原因
膝関節と同様に股関節や足関節も骨壊死が原因で変形をきたすと思われる(その実態は知られていない)。よってこれらの疾患には手術ではなく、痛みが強い時に免荷することで変形の進行・痛みをとめることができると思われる。そして一度完全に骨壊死が改善した後は強い衝撃を意図的に加えない限り半永久的に軽快状態が続くと推測する。すなわち、手術を要しない。変形性股関節症も膝と同様、末期の変形状態であるにもかかわらずほとんど痛みがない症例を見かける。その理由は骨壊死が起こっていないからであると推定する。
免荷治療で人工股関節や人工膝関節置換術を防ぐことができ、かつ変形も止めることができるだろう。MRIを撮影すれば骨壊死の状況が判明するので診断に苦労することはない。しかし、関節症にMRI検査をすることが一般的ではないため、骨壊死の発見は通常不可能である。しかし、世界の整形外科医たちが骨壊死と免荷治療に目を向けはじめれば、不要な手術件数が激減するだろう。しかし期待はしていない。整形外科医が手術を減らす方向に動くとは思えないからだ。
全ての関節症は骨壊死(骨折というべき?)が基本病態
指関節も顎関節も、椎間関節も、変形の基本は骨壊死と骨梁の破壊と骨皮質の微小なヒビであると思われる。その小さなヒビが蓄積されて変形が起こると推測する。荷重関節以外の関節はむしろ免荷は意味がなく、関節の動かし方の工夫が重要と思われる。そうした指導を行うことができれば、症状が進行する前に変形を抑えることができるだろう。また、骨破壊にケナコルトが劇的な効果を発揮することから、全ての関節症にはケナコルトが極めて有効であると推測される。そして現に私の診療所では次々と「他の医者では治らない関節症の痛み」を治すことができている。生活指導が行き渡れば、無駄な医療費を大幅に削減が可能。よって超高齢化社会を支えることができる。しかし、その影響で医療業界全体が経済的にダウンする。よって生活指導で関節症を治療しようと本腰を挙げる医師・その他の医療従事者は皆無に等しいと思われる。国は動かないので、患者一人ひとりが意識改革をしていくしかないと思われる。
また、話はふりだしに戻るが、ケナコルト(ステロイド)の使用には医者側に多大な精神的な負担をかけるので、それを現在の極めて安い報酬で行う医師はなかなかいないだろう。やはり最後にはお金の問題に回帰し、そして他の医師たちにこれらを期待することは難しいことを知るのである。
また、これだけ衝撃的な事実を証拠写真をつきつけて発表したところで、マスコミから取材依頼さえ来ないことで、マスコミと医療経営者が内部で癒着していることがおぼろげにわかる。いまや健康雑誌のスポンサーは病院だからである。私は世を変えようとまでは思っていない。よって真実は患者が各自学ばなければならない。国民から沸き起こる集団の意志には、マスコミさえも逆らえないのだから。
骨折にはグルコサミンもヒアルロン酸も効果はない。免荷しかないのに、それを指示している医師を私は知らない。そして文頭にあった質問のように、いずれ手術になるのだから手術するという意見が正しいと考えている医師が多いことに同意できない。
62歳の女性です。H24年、左膝に水がたまり変形性膝関節症との診断。水の除去、数回のヒアルロンサン注射で改善。趣味のテニスやゴルフにも復帰できましたが、右膝とくらべ明らかに違和感は残りました。
介護保険のケアマネージャーとして働いておりまして、以前より膝の痛みを訴える方々と接しており、それなりに膝痛については情報を得ておりました。ゆえに私の膝も、今後軟骨の減少が進めば、また悪化することもあるかと恐れつつも、祈るような思いで過ごしてきた次第です。
ところが1週間ほど前より、歩行時、階段昇降時にやや痛みを感じるようになり、昨日近隣の整形を受診しました。レントゲンでの所見では「まだ、これくらいの軟骨の減少では大丈夫。半月板の損傷であろう。テニスもゴルフも継続可。2週間に1回のヒアルロンサン注射を組んでみるが、痛みがなくなればその時点で終了してOK」との診断。
注射をしていただいて大喜びして?帰宅した次第です。が、今朝になっても違和感は継続。そんな折先生のサイトに行きつきました。骨壊死ということもあるというお見立てには目から鱗。また、その場合は通説とは反対に免荷が肝要とのことで驚愕いたしました。MRI撮影を早い段階で実施すれば正しい診断につながるとのことでしたが、ドクターのご意見は私くらいの症状ではMRIはできない(医療保険上の監査、返戻のおそれでしょうか?)ということでした。
テニス、ゴルフを継続可能は喜びではありますが、先生のお説では今は免荷に努めるほうが正しいようですし。これからの私自身のQOLを思ったときには、現在の私の過ごし方について深慮したいところです。先生の御診断を仰げればこれ以上のことはありませんが、手術をすすめられるような重症の方が対象とのこと。
つきましては、先生の御学説を信奉、実施されているドクターを紹介していただけませんでしょうか?もちろん、院名とドクターのお名前のみお知らせいただければ十分でございます。
当方現在は兵庫県姫路市在住ですが、関東にも頻回往復しておりますし、その他の場所はでも厭いません。
ご多忙のところ大変恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
申し訳ございません。まだ私の弟子を世に輩出しておりません。自分の研究に忙しく、世に広める段階に至っていないのです。東京の私のクリニックに来院していただけましたら、その日にMRIを撮影し(提携している近くの他院にて、少々お時間がかかりますが)、現状を説明でき、応急処置ができますが、来院されますか? 遠路ですが、私のクリニックには全国から患者様がおいでになられます。所在地などメールを差し上げます。
1997年に左膝、2009年に右膝の変形性膝関節症になりその時は整形外科で電気を当てたり筋肉をつける運動で良くなりました。
今年の9月下旬両膝が痛くなり近所の整形外科でヒアルロン酸注射を5回、電気治療、運動療法をしましたが改善しません。最近はむしろ悪化し立っているだけでも痛みます。
11月下旬大学病院でMRIを撮りましたがそこの医師は半月板の断裂、靱帯損傷が酷く手術適応だと言いました。通院している整形外科の医師はその画像を見て年齢相応の変性だから今の治療を気長に続けるようにと言うだけです。
どんどん行動範囲が狭まり毎日不安の連続です。
昨日、先生のこのサイトを拝見して骨壊死が原因の変形性膝関節症があることを知りました。
先生のクリニックは東京にあるとのことなので是非一度診察して頂けたら幸いです。所在地等お知らせ下さるようよろしくお願いいたします。
痛みがとれない膝痛の原因は主に二つ。それは神経痛が膝痛を増強させている場合と骨壊死です。どちらなのかは治療してみればわかります。また、MRIは「骨壊死を探せ!」という目で見ないと整形外科医が見ても判読できません。よって整形外科医のMRIの判読と私の判読では意見が異なる可能性があります。MRIは手元にありますでしょうか? 連絡差し上げます。
札幌在住、63歳女性です、40歳の時、膠原病発症―混合性結合組織病と診断されました。この時と、のちに筋炎を発症して2度パルス治療しました。平成15年に右大腿骨骨頭壊死で骨頭置換術をうけました。左側にもあったのですかその時は軽度でした。今年の初めころより左ひざに痛みあり、もともと左股関節に変型しょう、加えて壊死もありそのせいだと思ってました。でも8月には痛みが顕著になってレントゲンを撮ってもらいましたが、「骨は異常がないのであまり気にしなくていい」という診断でした、今月に入って痛みが強く歩くのもつらくなり、別の整形受診結果、壊死であることが分かりました、治すには手術しかない と。左のひざ、股関節はいつかは人工になりそうです。膠原病による、肺高血圧、また心臓の不整脈があり手術となればそういうリスクも無視できないと思うし、絶望的な気持ちです。右膝にも気になる痛みがあります。昨日、先生のサイトを拝見しました。「骨壊死が治る」、衝撃です。使わなければ筋力が落ちると、頑張って歩いてました。現在ステロイド6ミリ/日服用、左ひざは歩き始めの1っ歩が一番痛みを感じます。自宅にいて、杖、キッチンチェアーなど使用して極力負荷をかけないようにして治療するのは時間のロスでしょうか、また先生のところで入院治療を受けるとしたらかなり待ち時間はありますでしょうか、情報の過不足があるかもしれませんがお返事よろしくお願いします。
骨壊死は体重をかけなければほとんど治るといえる結果を私は導いています。ただし、膠原病がある方は血流も通常の方よりも悪くなりやすいかもしれませんので、治りは遅いかもしれません。とにかく家の中でも松葉杖をついて徹底的に荷重をかけないことをおすすめします。手術のリスクがあるのなら、方法はそれしかないと思います。ただし、手術は案外快適であり、やってみると「やってよかった」と思う方も多いものです(膝の曲がりが悪くなり、後悔される方も多少おられます)。私の診療所には残念ながら入院施設がございません。私が「体重をかけないこと」を命じて膝痛が治った患者に話を聞くと、「最初のうちはこれで本当に治るのか?」疑問に思って不安だった」と言います。なぜなら、周りの医者はみな「歩かないと歩けなくなるぞ」と言うからです。私の論文を信じることは勇気のいることであるとだけ述べておきます。
北海道 68歳女です。
長年膝の痛みと闘ってきました。
(40代〜)
手術、服薬、注射、整体、運動療法……色々してきましたが痛みを完全に取り除く事は出来ず。
先生の論文は目から鱗でして、まさに長年疑問に思っていたことの答えが書いてありました。
今 免荷療法をしている最中です。
痛みを堪えて無理矢理歩く事や運動する事をやめ、一ヶ月は安静にして結果を見てみようと思っています。
そこで質問があります。お答え頂ける範囲で教えて頂けたら!
杖で免荷していますが、あまりうまく出来ません。
ご飯仕度で何時間か起立していますが、立ちっぱなしも良くないでしょうか? 歩くだけではなく、立つのも控えるべきでしょうか?
湯船で温まりながら正座姿勢をすると痛み・強張りが良くなるのですが、これはして良い動作なのか?
長年の膝痛で脚はO脚&前屈み姿勢になってしまったのですが、
O脚矯正スリッパなど、履いて歩くのは効果ありますか?また、履いて大丈夫でしょうか。
かかりつけ医はヒアルロン注射を勧めますが、痛いだけで良くなりません。一度だけキシロカインケナコルト注射をして頂いたのですが 始めて痛みが和らぎました。
しかし、毎回は打てないとヒアルロンに変えられます。
患者側が強く頼めばキシロカインケナコルト注射は打ってもらえるものなんでしょうか?
お酒のアルコールは、膝痛を悪化させますか? 酷く痛むときにアルコールで和らいだ時がありました。
一ヶ月は安静といっても年齢も年齢な為、筋力低下や寝たきりが不安です。 寝ながら腿上げや腹筋など、そういうストレッチや運動はした方が宜しいですか?
お勧めの運動などありますか?
痛みがなくなったら、普通に歩き始めて大丈夫でしょうか?
不躾に質問ばかり申し訳ありません! 診察に伺えない為、せめてメールにてご教授頂きたく、どうか宜しくお願い致します!
メールではなくここで回答させていただきます。膝の骨壊死に対し徹底的に免荷が真の治療であり、それ以上でも以下でもありません。免荷とは骨に重力(圧力)をかけないことを意味するので荷重はダメです。正座でも圧力が強くかかります。温めようが冷やそうが圧力をかけることがダメです。という前提ですが・・・骨が正しく再生されるには少量の荷重が必要ですからごく短時間ならOK。動かすのもOKとなります。あくまで少量です。どの程度が少量なのか?という質問には答えません。答えはないからです。運動のやり方に関する質問も同じです。誰かが一生をかけて研究でもしない限り答えは出ません。お酒はOK。それから、「安静」とは膝に対してなるべく荷重をかけないでください、という意味であり「全身安静でねたきりになりなさい」という意味ではありません。
ケナコルトは副作用が強いので普通の医者はめったに使用しません。ケナコルト使用を医師に求めることはタクシーのドライバーに信号を無視して走ってくれと頼むことに等しく、迷惑がかかり非常識です。迷惑はかかりますが、月に1回くらいなら無視してくれる場合もあります。しかし、無視して事故にあうかもしれません。その時はドライバーだけでなくあなたにも危害が加わります。そういうものです。よくなったら、ここに報告に来てくださいね。
81歳の女性で、五十代で膠原病になり 、現在1ミリグラムのプレドニン内服薬を服用しています
左膝、左股関節、右大腿骨の骨折でオペを受けたことがあります
数年前から右膝の炎症が強くなり(関節の隙間はまだあるので、オペをする必要はないと言われています)、ケナコルト注射40ミリグラムを右膝関節に 3~4ヶ月に一度打っています
打った直後から痛みは激減します
このような状態で 量を減らしても効果は変わらないでしょうか
2.5ミリグラムに減らしても、効果が持続する期間が短くなることは無いでしょうか
それとも、量を減らして回数を増やしたほうが、壊死のリスクを下げられますでしょうか
ご教示のほど、何卒宜しくお願い申し上げます
40mgのケナコルトは50mgのプレドニンを20日間に分けて投与するのとほぼ同じなので、1日に2.5mgのプレドニンを毎日(注射してから20日間)加算しているような計算になります。それを3ヶ月に1回注射した程度ではおそらく副作用は心配いらないと思います。もっとも出やすい副作用は副腎機能低下ですから、一度副腎機能を検査してみて、正常であるなら続けてもよいと思います。1回注射量を2.5mgに減らすと効果が減りますが、極めて減るわけではありません。おそらく効果期間が2週間程度になると思います。しかし、減らしたところで骨壊死のリスクとはあまり関係がないと思います。ケナコルトが直接骨壊死を起こすわけではないからです。
先生
早速ご回答くださいまして、どうもありがとうございます
とても嬉しいです
先生のアドバイスを読み、とてもとても安心できました
(患者の年齢や状況など、総合的に診てくださったのではないかと勝手に感謝しています)
先生の他の項目の解説も、私(患者の娘)にとって 今まで漠然と抱いてきた疑問に答えてくださっていたので、直感的に信じることができたのです
その先生からのお言葉なので、本当にほっとしました
このサイトを読んでいらっしゃるかたの中にも、難病でつらい思いをしている方がいるようです
先生との出会いで、寛解されることを心よりお祈りしています
以前コメント書き、返事を頂いた小林です。 現状報告致します。
なかなか徹底した免荷が難しいのと、下肢動脈硬化もある為、血流悪くまだ完治してませんが
室内は痛み軽く楽に歩けます。
外歩きも楽に歩く事が出来たら又
連絡します。
希望を与えて下さりありがとうご
ざいます。
体重をかけないようにできるだけ努力すれば、少しずつ必ず改善していきますので、信じてがんばってください。
初めてコメントさせて頂きます。
32歳男です。
2週間ほど前、中耳炎の症状を覚え地元の耳鼻咽喉科にて受診したところ炎症の所見が無い為安静にしていたのですが、1週間前にさらに痛みと耳鳴り、聞こえづらさと難聴の所見が現れたため、火曜日よりプレドニンを処方されました、5mgを1日6錠でした。服用から2日後膝に痛み及び3日後に股関節に違和感があったため医師に相談したところステロイドの服用中止になりました。
開けて土曜に整形外科にて受診しましたが、X線写真による異常無しと共に翌土曜日のMRI検査となりました。
現在家にて安静にしているのですが、股関節の違和感は痛みに変わって来ております。もし仮にこの症状がステロイドによる骨壊死ならばケナコルトは有効なのでしょうか?またMRIは早急に撮るべきなのでしょうか?
ステロイドによる骨壊死の原因は血液の粘調度が上がり、主要な動脈が閉塞するためと考えられてはいますが、真実は不明です。また、股関節痛とステロイドが関連している可能性は少ないかもしれません。もうしわけありませんが、因果関係はこの時点で私には予測がつきません。ステロイドの骨壊死に対し、ステロイドを使うことの是非については・・・基本的に壊死は血管閉塞によるものであり、関節内に入れたステロイドは血中濃度を上げるほどには広がりませんので大きな心配はいりません。しかしながら、ケナコルトを関節内に入れているつもりで、誤って動脈内注射になってしまう不幸な事故も、世間にはあると思います。ケナコルトは少ない量では動脈を詰まらせることはほとんどないと思いますが、1バイアルまるごと入れてしまうと、誤って動脈内注射となった時に血管を詰まらせる可能性があると思います。MRIでの変化が出るには数週間から1か月はかかると思います。
丁寧なコメントありがとうございます。
ステロイドとの関係性については不明なのですね、股関節痛に関しては一度気にしないようにしてみようと思います。
2年前に今回同様耳鳴り→ステロイド服用後膝痛があり今回更に痛みを感じてしまったため質問しました。今後のMRI検査で症状を確認してみます。
お世話になっております。
その後MRIの結果では骨壊死は無い様です。お騒がせ致しました。
ただ、耳鳴りと耳の聞こえが悪い状態が続いており、そちらの治療を受けたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。
骨壊死はたとえ3ミリ大であっても痛みが出ます。そして3ミリ大の骨壊死はMRIで見逃されます。よって、「骨壊死がない」と言う整形外科医の話を信じません。私が直接MRIを読影しないかぎり、骨壊死がないとは言い切れません。まあ、それとは別に耳鳴り治療をさせていただければと存じます。
ありがとうごさいます。
よろしくお願いいたします。
>「骨壊死が無い」と言う整形外科医の話を信じません。
まさに先生のおっしゃる通りです。現在肩、肘、膝、股関節、踝に痛みを感じかつ痛みが強くなっている状態に際して受診した医師の言葉を信じる事が出来ていません。ただ、MRI撮影そのものを他の医院では行って頂け無かったので正直途方に暮れています。
多発関節痛は医師にとって治療するのがあまりにも面倒なので注射治療をしないことが常識です。なぜなら、関節内注射は膝以外は極めて難しいにもかかわらず、1箇所800円均一だからです。1箇所注射につき病院側が8000円前後の赤字になります。よって膝以外は自費診療を行うしか方法がなく、しかも、技術的にも難しいのであまりにも面倒すぎるのです。よって多発関節痛は飲み薬か点滴で行うのが常識なのです。この常識を打ち破る医師は私以外にはおそらくいません。これは自慢ではなく、もちろん、存在するのなら大歓迎です。難治性の痛みを治すには、医師側に面倒なことに首をつっこむ強靭な精神力が必要です。医師は基本的に公務員のようなものなので、そうした面倒に首を突っ込む人は皆無に近いでしょう。
はじめてコメントいたします。小学6年生の娘をもつ父親です。
12歳の女児ですが、去年1月 若年性特発性関節炎と診断され、ブレドニゾロン60mgを服用し始めました。2月に退院し、5月にMRIで左足大腿骨外顆の骨壊死と診断され、免荷の指示もなかったので多少動きまわったのか、9月に膝の痛みがでて軟骨下骨の圧潰と診断されレントゲンでもバンド層が出るようになり、免荷の指示で車椅子で学校に通っています。今月でステロイドが0mgとなり原病は寛解しています。膝の状態は、全く痛みもなくレントゲンでは多少X脚となっていて、軟骨下骨が細かく凸凹しています。小児整形外科の担当医は、まだ骨端線があるうちに壊死骨へのドリリングとO脚にするためのプレート入れを促されています。ご教示がございましたらよろしくお願いしたします。
たいへんお気の毒です。しかし、今となってはアドバイスすることがほとんどございません。関節炎になった時点でご相談いただければ骨壊死は避けられました。プレドニン60mgは現医学の無能さを物語る常識はずれの使用量ですが、仕方ありません。特発性=現医学で原因不明という意味です。私なら痛みを訴える全ての関節に極少量のステロイドを注射してゆき、プレドニンの総使用量を激しく減らすことができました。残念です。今となっては担当医の治療法は妥当であると思います。将来的に膝関節に痛みが出ると思いますので、そのときはご相談ください。
早速のご回答ありがとうございます。
若年性特発性関節炎は全身型でステロイドの服用前はCRPが12で、全身の痛みと朝方は平熱ですが夜になると40度を超える発熱が毎日つづきました。この原疾患は、ステロイドなしでも現在は寛解という状態になりました。
現在は、左脚大腿骨外顆の骨壊死と圧潰の病態のみで、MRIでは修復反応があるのですが、担当医からは、病巣の末端まで血管ができて、破骨と造骨による修復がなされるかどうかわからないので、骨端線のあるうちに関節鏡によってドリリングして血を流し、血管の通り道を作って転機をはかってはどうかと急かされています。その際、プレートを入れてO脚に矯正するということです。
現在は、痛みもないのに関節をいじってもよいのか。そのことによって原疾患のスイッチになって再然しないのかという心配と、壊死部分がかなり広いといわれていますので、大きく圧潰した場合どうなるのだろうかと思案しています。ご教示いただければ幸いです。
40度を超える発熱とは知らず、「常識はずれな治療」と発言してしまい反省しています。さて、骨壊死の原因は骨の栄養血管の閉塞です。血行が悪いと骨は再生されませんので、血液の通り道を造るためのドリリングは妥当であると思います。通常の骨壊死は免苛でいれば勝手に骨が再生されるのですが、血行が不良であれば再生されません。ただし、一つの方法として松葉杖免苛を続けて骨の再生を根気よく待つという手もあると思われます。1ヶ月に1度MRIをとり、骨の再生を確認していくとよいと思います。それでだめなら手術です。ただし、担当医は松葉杖免苛をしても骨が正しく再生されないと思っているでしょうから反対されるかもしれません。それでも骨端線が数ヶ月で急に閉じる事はないと思いますので、数ヶ月、免荷で骨の再生状況を観察してもよいのではと考えてしまいます。担当医に数ヶ月待ってもらい、そのときのMRIと今のMRIを見比べて、進展がなければ手術はやむをえないかもしれません。原疾患のスイッチに関しては全く見当がつきません。最後に、楽観的ではありますが、大人になってから膝の手術を受けるという方法もあり、人間の体は変化に適応するという考えもあり、意外と最悪の事態はさけられることも多いですよと付け加えておきます。
58歳の女性です。膝痛がなかなか治らないのでMRI撮りました。半月板損傷と大腿骨壊死との事でした。ヒアルロン酸と湿布薬、太ももの筋肉トレーニング、体重制限でしばらく様子を見るとの事ですがそれで良いのか不安です。現在骨壊死を起こしているところは右膝の内側で外側には虫歯のように黒く映っている所があります。先生からはあまり説明がなくこのまま通院を続けて良いのか悩んでいます。先生の病院に行ってお話伺いたいのですが、病院名と所在地を教えていただけないでしょうか。
不安なことはありません。適切な関節内注射と、松葉杖をしっかりついて足に体重をかけないことを徹底すれば壊死している箇所は新たな骨髄に置き換わります。約2ヶ月かかりますが・・・。
三度目の投稿です。
随分良くなった事を報告したく書かせて頂きます。
長年の膝痛で、色んな整形外科に行き、手術しても良くならず、
「痛くても歩け」「歩いて治す」
を推奨され信じて歩いた結果、立てなくなる程悪化した私ですが、
まさか免荷で、これ程良くなるとは。
先生には本当に深く感謝致します。
まだ完全とはいきませんが、外歩きが出来る様になりました。
痛みの度合いは雲泥の差です。
涙しながら歩いた、寝ていても続く痛みはありません。
私の場合 下肢動脈硬化もある為、完全治癒にはまだ時間がかかるでしょうが、自分なりの免荷を続けていきますね。
見るからに膝が変形しO脚になっても痛みなくスタスタ歩いてる御老人がいることや、
膝関節症で手術しても痛みが悪化してる現状を、
ただ「個人差」で片付ける医者の多さに失望していました。
壊死を見つける事が出来ないことも。
先生のおかげで、もう立てないと思う程の激痛の日々から日常生活が出来る程に回復しました。
本当に本当に有難うございます。
先生のような整形外科医が増えることを願ってやみません。
患者に免苛をさせることは、医師側は一銭の得もしませんし、免苛を指示すれば患者に「そんなことできるわけない」と言って聞き入れてもらえません。さらに、免苛しても治らなかった場合、医師は患者に相当恨まれます。よって免苛を指示することは現実的に不可能なのです。さらに、あなたが免苛で治ったのはたまたまあなたが特別だったと思われますので、こうして発言してくださっても誰もあなたの結果を信じません。整形外科医にとって免苛を指示することは、医師として仕事を放棄しているとも思われますし、第一、診療費がもらえません。もうかりません。よって免苛指示という患者にとって悪役教師役を演じることができる医者はいないのです。糖尿病患者にダイエットを命令する医者がいないのと同様なのです。なさけない世の中です。
3年前テニスをしていたのですが、膝の痛みでやめてしまい、その後、筋力トレーニングをすすめられ実施していましたが軽快したりぶりかえしたりを繰り返してました、ここ2年くらいは、整形でヒアルロン酸を注射しながらサポーターを巻いてウオーキングをしてましたが、急に両膝の痛みが悪化してきました、
そこでステロイドの注射。打ってもらいましたが、全く効果ありませんでした。
するとかかりつけの先生が、1ヶ月入院して完全に安静状態にしましょうと言われて明日から入院することになりました。
50歳の女性です。不安でたまりませんが、効果あるでしょうか?
MRIは、とっていませんが、X線をとって異常は、みられないけどひざの内側の色が悪いようにある。体重をかけないことしか今のところ治療は、なさそうだといわれました。骨粗しょう症の薬ものんでます。骨粗しょう症がすすんできてるみたいだ。ともいわれました。長々とすみません。御意見おきかせください
体重をかけないで1ヶ月がんばれば、治る可能性は高いと思います。不安はわかりますが、入院にかけてみるか、松葉杖歩行を徹底するかのどちらかが有効だと思います。私なら松葉杖歩行させます。なぜなら50歳なら松葉杖をつける運動神経があるからです。担当医の意見は正しいとは思います。
早速のコメントありがとうございます。
がんばってみようという気持ちになりました。たしかに担当医からも入院するか松葉杖にするかと言われてました。
自宅での松葉杖に不安があったものですから入院にきめました。
それとよく整形で打つステロイドと
先生の言われるケナコルト入りのステロイドとは、効き目がちがうのでしょうか?
安静にしてもケナコルト入り注射をしてもらわないとよくならないのではないかと不安に思ってます
何度も質問してすみません
ケナコルトと普通の水溶性ステロイドはほとんど「全く異なる薬剤」と言ってもよいほど、ケナコルトの方が何十倍も効果が高いです。しかし、私以外にケナコルトの使用法や副作用について研究している医師が国内外にいません。よって、医師たちに使用を恐れられている薬剤の一つです。まともな医師は使いません。ケナコルトを使用した方が、改善する確率が高いでしょう。しかし、免荷のみでもよくなるとは思います。
コメントありがとうございます。
九州で先生のとこまで受診に行けないのが残念でたまりませんが、免荷でがんばりたいと思います。
しつこいようですが、経過を報告させてください。
今日から1ヶ月の入院でやってみます。
心がずいぶん楽になりました。
ありがとうございます
コメントありがとうございました。
後日、入院してからの経過を報告させていただきたいと思います
気持ちが楽になりました
報告させていただきます。
入院から1週間たちました。
毎日、午前、午後とマイクロウエーブで温め大腿四頭筋運動の足上げ
ベッド上では、午前、午後と3kgの牽引片足ずつ
洗面などは、松葉杖歩行
夜は、自分でベッド上で腹筋とストレッチの毎日です
週に1回、ヒアルロン酸注射うってもらってます。
だいぶ膝への負担が軽くなってますが
曲げ伸ばし時などにキシキシときしんだり、安静時にも両膝が皮膚の感じがヒリヒリと痛む感じです
寝るとおさまっていきますが、
まだ一週間てすが、私としては、もう1週間たったのにまだまだ痛みがあるなあ
と思う毎日です。
入浴時、簡単なサポーターをはずして着替えするだけで
まだまだ膝にきしみを感じます
聞いてもらいたくて思わず報告してしまいました。申し訳ありません。
どうしても不安な気持ちは、ぬぐいされませんね。
とにかくやるしかないと思ってますが
膝の骨壊死も西洋医学では治せない難病の一つです。免荷という治療法には不確定要素が大きいと言えます。不安な気持ちがあるとすれば、それは何に不安なのかを今一度考えてみてください。もし、治らなくても、今より酷くなるわけではなく、単に入院期間の1か月が無駄になるだけです。あなたは1か月の無駄に対して不安を覚えているだけであり、もしも、それで治った場合に得る利益がどれほど大きいかについて、全くりかいされていないと思います。1か月の無駄は小さい無駄ではありませんが、それは自分が決め手入院したことですから、誰を責めることでもなく、自分を責めればよいだけのことではないでしょうか? そうした責任を負えないのであれば、そもそもこうした不確定要素の多い治療に足をつっこむべきではないでしょう。自分の選択した道に責任を持つことができれば、不安を抱くことはなくなると思います。何を信じるか? わからないときは「自分を信じることができますか?」を読んでみてください。ヒントになると思います。
初めてコメントします。40代女性です。母(66歳)が特発性骨壊死と診断されて3年経ちます。発症時より保存的療法(消炎鎮痛剤、サポーター、足底板、杖)を続けてきましたが、痛みの改善がみられない為、手術をすることにしました。大学病院の整形外科宛てに紹介状を書いてもらい、診察を受け、手術をする場合UKAもしくはTKAでの対応との診断でした。しかし、医師より、壊死の範囲は広いが痛みががまん出来ればこのまま保存的療法を続けてもよいですよと言われました。大学病院に行くまでは、手術をすることしか考えていませんでしたが、医師よりまだ保存的療法を続けても良いと言われ手術すべきか悩んでいます。そんな中こちらのホームページを拝見し、免荷のことを知りました。手術する前に、地元の整形外科医の元で免荷を試したいと思います。その際、地元の医師にはどのように伝えたら良いでしょうか。ご教授いただければ助かります。
手順としては、まずMRIをとり、骨壊死の広さを確認し、松葉づえでの免荷、それが無理なら車椅子での免荷、それが無理なら入院での免荷を行います。そして1か月後にMRIを再度とり、壊死範囲がどの程度よくなったか?を検査。不十分なら再度1か月免荷としています。治るか、治らないかの指標は痛みですので、私の場合は同時に特殊な注射(ケナコルト入りの注射)を行い、痛みが起こらないように治療します。
しかしケナコルトは副作用が大きいので、その使い方は難しく、普通の医師には使用ができません。ケナコルト入りの注射をしなかった場合には治りが悪くなる、または遅くなると思われますが、それがどの程度なのか? 比較したことがないので私にはわかりません。使い方を知らない医師がケナコルトの注射を行うとリスクが高くなりますので医師に注文することはおすすめできません。
免荷をするにしても、適度に動かすこと、あたためることをしたほうがよいです。血行を良くするためです。動かす際には痛みが起こらないように注意してください。痛み=骨破壊の指標と考えてほぼ間違いありません。よって痛みを指標にしながら動かします。私の場合は、注射で痛みを取り除きながら行うので治療効果が高いと思われますが、それをしない場合は効果がどのくらいなのか?わかりません。
免荷は徹底するべきであり、痛みが来ないようにも徹底してください。地元の医師にはMRIの指示と評価だけしてもらえばよいです。大学病院でもよいです。半端な精神で治療を行っても時間の無駄になります。再度いいますが免荷は徹底してください。
こうしたアドバイスは非常に価値の高いものであるとご理解ください。その非常に価値の高いアドバイスを無料でこうして指示しているわけですから、十分に謝意と敬意を表してください。謝意と敬意の具体的な形として、治療結果を再びここに報告してください。強制ではありませんが、礼儀です。治療が不成功になった場合でも、不成功報告がほしいです。不成功であれば、私の治療と比較ができ、こうした免荷治療に特殊な注射が必要不可欠であるかないか?の判断ができるようになります。その結果を元に、次にこの治療に挑戦する方に、さらに的確なアドバイスができるようになります。謝意と敬意と礼儀があれば、それが今後、多くの方に役立ちます。この掲示板はそうした目的で作られていることをご理解ください。
早々のご回答ありがとうございます。
免荷について、地元医師に相談し、経過についてこちらの掲示板でご報告いたします。
貴重なアドバイスをいただき、心より感謝しております。
膝の痛みで悩んでいます。整形もいって、決まりのコースで治療中、仕事もあるのでつらいです。キシロカインは効力なかったし、ロキソニンも効かないです。とにかく歩くと骨折でもしているのじゃないかと思うくらいいたいです。
先生の診察を希望します。
私が膝を治療する場合、おおげさではなく「治せない患者はいない」と断言できるレベルで改善させることができます。信じる、信じないは私にとってはどうでもよいことです。ただし、膝治療の本当の問題点は治療費にあります。1回の注射が800円しか請求できませんので、「膝の注射をすることは赤字経営を生みだす」ところにあります。厚生労働省の愚かな値段設定が膝を保存的に治すことを阻止していると言ってもよいでしょう。まあ、それを言っても仕方ありませんが・・・ さて、残念なことに、docomoの携帯メールアドレスではメールが届きませんでした。あしからず。
お忙しいなか雑なメールにお返事ありがとうございます。携帯ではだめだったんですね。知り合いのパソコンからアクセスさせていただきたいと思います。こちらは仙台在住です。どうしても入院して1ヶ月で治りたいです。一方的ですみませんでした。
松葉づえ、車イスを用いれば、入院しなくても免荷で暮らせます。また、私の診療所に入院施設はございません。仙台なら東京へ週1回通院でよいかと思います。指示通りにしていただければ90%以上の確率で「痛みにくい膝」にしてさしあげることができます。ただし、通院に時間とお金がかかるので、万一、治りが悪くても逆恨みしないことが私に対する最低限の礼儀作法となります。基本的に保険診療ですから、治療費はほとんどかかりません(私にとっては赤字治療になります)。これらがOKならば来院をお考え下さい。
先生、今日、診察を受けました木村です。お忙しいなか、お世話になりました。ひとつ不安が取り去ることができ安堵の気持ちです。一日も早くそちらの方に出向き治療を開始できるよう準備を進めます。症状としては、ひどいとのことでしたが先生の治る人の言葉を信じて近いうちにうかがいます。よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。
御報告させていただきます。
入院してもうすぐ1ヶ月になろうとしてます。最初の2周間までは、安静中にも膝がヒリヒリとして泣きたくなる日々でした。
やっと3週目にはいったところでだいぶ楽になりMRIもとることもできました。
結果は、結局、靭帯損傷なし骨もきれい
ただ右の半月板が傷があるかな?というとこで院長が膝を押したり曲げたりグリグリ回したりしても痛みがなく水もたまってないし腫れてもいないし
私の訴えのお皿まわりのキリキリした痛みとむすびつかないなあ
と言われました。
今ある痛みを徹底的にさぐるには、大学病院で関節鏡しかない
でも様子みててもいいのではないか
ともいわれました。
それで今週末には、退院し自宅で松葉杖をつかい完全に痛みがおちつくまで免荷を続けてみようと思います。
痛みがつらかった日々は、先生の論文をくり返し読み心の支えとしてきました。
ご指導ありがとうございました。
まだしばらく気をぬかずがんばるつもりです。ほんとにありがとうございました。
44歳男性です。両膝および右股関節について痛みがあり、整形外科受診中です。
痛みについて
右ひざ
◆2016/5/14のゴルフ時に顕在化。
◆膝の裏側に痛みがあり、歩くのに困難。水がたまっている。完全に曲げることが不能。完全に伸ばすことも不能。
◆30年近く前(高校時代)に両膝に「関節ネズミ」除去手術歴あり。当時は専門競技として空手をやっていた。
◆その時Drから「右ひざは小さいネズミを捕り残した」「左ひざは半月板が悪い」と言われた。
◆そのせいか、歩行時に右ひざがたびたびロックすることがあった(数年来ずっと)。
◆2014年に上記ロックの原因を特定したく、別の整形外科でMRI検査をした。その時に「後十字靭帯が見えない(薄く見えてて)ので手術した方がよい」と言われた。ネズミについては映らなかったので分からないとのこと。
◆日常的に行っている運動はウォーキング(週に2~3回、1回5キロ程度)、野球(月に2~3回程度)、ゴルフ(月に1回程度)。
2016/5/27に右ひざMRI撮影。内外両方の半月板に損傷有と診断。ネズミはなし。ひとまずヒアルロン酸注射を開始。だめなら手術と言われている。
左ひざ
◆水がたまっている、完全に曲げるのに苦労する(曲げられるが痛みがある)。ただし現状右ひざほどの痛みではない。
⇒左右両膝ともお皿の位置が内側にズレていて、そこから来る骨挫傷も遠因と言われる(O脚も遠因?)
右股関節
◆2016/5/14のゴルフ時に初めて自覚。
◆ゴルフのアドレス時、歩行時にピリッとした痛みが走り、動けなくなるほど。
◆ただし長時間は続かないので、うずくまるほどのことはない。
⇒単純レントゲンの結果、軽い程度だが変形が始まっているとのこと。
希望
このままの流れで行くと、ヒアルロン酸が奏功せず、手術となりそう。なので、ケナコルトを試してみたいと思っています。
よろしくお願いします。
右膝については2016→2015の誤りでしょうか。それはさておき、私は関節の痛みを大きく3つの原因に分けています。一つは軟部組織の腫れや炎症によるもの(半月板、不安定関節、関節鼠も全て含める)、二つ目は骨壊死によるもの(変形する=骨壊死です)、3つ目は神経が由来するもの、です。この3つの概念が現整形外科にはありません。したがって世界中で誤診と不必要かつ効果のない手術が行われているのが現状です。この3つは重複することもあります。が、もちろん、そういう概念をもたない整形外科医に治療されても治りにくいのが現実です。骨壊死はミクロ的なものを含めると「治らない痛み」の中心的な存在です。
さて、ケナコルトは1と2を改善しますが、2の場合は効果が低くなります。低いですが無効ではありません。3の場合は全く無効となります。よってまずはケナコルト注射が妥当ですが、ネットで調べればケナコルトを注射してくれる整形外科が多少はあると思いますので、東京にお住まいでなければ、わざわざ私のところまで来院されなくてもよいと思います。ただし、股関節の治療を希望されるのでしたら、近くの整形外科では無理だと思いますのでご相談ください。
情報共有のため、書き込みさせていただきます。
昨日は診察していただきましてありがとうございました。
受診後1日ですが経過報告させていただきます。
右ひざにあった歩行時の痛みは、ケナコルト注射にて9割無くなりました。9割とはつまり歩く際の痛みがほぼ消えた、というレベルです。普通にスタスタと歩けます。
残りの1割は何かというと、正座・野球でいうキャッチャーの姿勢位に深く膝を曲げたときに痛みが出ます。ただ、ケナコルトが2週間~3週間ほど効き目が続くとのことですので、ひとまず1週間様子を見てみたいと思います。
最後に、こんなに劇的に痛みを引かせてくれたドクターは先生が初めてです。ありがとうございました。肩や腰などにも痛みを抱えているので、色々相談させていただければと思います。
取急ぎ。
50歳男です。
10年程前から左膝に水がたまる症状があります。
長時間の運動等でほぼ必ず発症し、1週間程で腫れはひいてきます。これを繰り返しています。
水がたまっている状態では屈伸時に痛みがあり正座をすることができません。
ただ、通常の歩行などでは痛みはありませんでした。
昨年5月、腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛(右側)を発症し、保存治療を続けておりましたが、今年の3月に内視鏡による手術を受けました。
その後は坐骨神経痛は治まり、散歩など少しずつリハビリをしてきました。
1週間程前、朝起きると左膝が痛く、歩行時(特に階段を下りる際)は辛い痛みとなっています。
痛みは落ち着いてきていますが、今回はなかなか腫れがひいてきません。
先生の診察を受けたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
かなりお安い御用です。治療は簡単かつ効果大ですが、基本的に膝の治療は厚生労働省が800円と設定しているので、これを行うと医師側は赤字になる仕組みになっております。つまり、膝を治せるけれども、病院側には「まねかざる客」となり迷惑がかかります。よって、膝を注射で本気で治す義務が医師側になくなってしまいがちです。そのため医師側はヒアルロン酸の製薬会社から接待を受け、それを唯一のメリットとしてヒアルロン酸ばかり注射します。これでは治りません。膝が治らない根本原因は厚生労働省にあるということをこの際、認識しておきましょう。
安心してください。私は安くても、赤字になってもきっちり治します。しかし、医師の好意でしか治せない値段設定は、即刻やめるべきだと思います(厚生労働省に対する怒り!)。
先生の膝痛の事について、凄い研究の成果に驚いて完読致して居ります。降りまして私こと不躾ですが、10年来同病に悩まされ藁をも縋る思いにてご高説承りたく、宜しくお願い致します。現在はヒアルソン酸注射と負荷治療を自分成りに良いと思い外は勿論家の中に於いても車椅子で過ごして居ります。唯体重のみを考え食事に気を付けている次第出す。ご多忙中の処誠に恐縮ですが、どうかご勘考の上、ご返答お待ち致しております。87歳男子。
私の診療を受けたいとのことでしょうか? もし、そうであるなら、午前中に私の診療所に来ていただき、その足で近くの病院でMRIを撮影していただくという流れがよいと思います。骨壊死しているかどうかを確認させていただきます。もし、骨壊死がないのであれば、車椅子生活は「やりすぎ」かもしれないからです。「体重をかけない」という治療は骨壊死が原因の場合は極めて効果的ですが、そうでない場合は効果が少ないと思います。私の診療所の近所の方であれば、膝に注射をし、その効果時間から「骨壊死か、そうでないか?」を判断します。遠方の方はそれができませんのでMRI撮影をさせていただいています。
初めてコメントいたします。今年3月より母(81歳)の右膝が痛み出し、4月中旬頃からは歩行にも支障をきたしております。そのため整形外科を2カ所回りましたが、「加齢」「特に悪化している様子も見られない。そのため注射の必要もない」と言われました。6月に入り痛みが増したので別の整形外科を訪ね、注射(リドカイン1% 2mL、スベニールバイアル25mg 1%2.5mL、リノロサール4mg 0.4%)を計5回(6月3日、11日、18日、25日、7月2日)行いましたが改善の兆しが見えません。
膝に負荷がかからない状態(椅子に座る、横になる、自転車に乗る等)では痛みが無いようです。その反面、1歩踏み出す際には膝に痛みを感じる様で上手く足が前に出ません(単に直立するだけでは、痛みは感じ無い様です)
5年程前筋肉リウマチを患い3年の投薬で今では完治しておりますが、その影響もあるのでしょうか?
いずれにしましても、このままでは日常生活にも不便を感じており、一度診察をお願いしたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします。
ほぼ、骨壊死に間違いのない症状と思われますが、こちらでMRIをとります(私の近くの病院で)ので、そのまま後来院下さい。そして治療のために車椅子を必ずご購入下さい。3万円くらいで安いものがあるはずです。治ったら粗大ゴミにしますが、手術せずに治したいのであれば、そのくらいの手間隙は惜しまないでください。ここに来院する際は、すでに車椅子で来院されたほうがよいと思います。無駄になったとしてもたかが3万円です。寝たきりになって家族に迷惑をかけ続ける代金(数百万円から数千万円の被害額)と比較すれば、はるかに安いのでけちらないでください。
早速のご回答ありがとうございます。
本人も一度先生に診て頂きたいと申しておりました。
住まいは相模原ですので車で連れて行きたいと思っております。
もしかすると、単なる坐骨神経痛の可能性もありますので、車椅子購入は待ってください。MRIで確認しますので。
初めまして。
現在20代後半で、両股関節、両膝、足首の痛みに悩まされています。
3年前に膠原病の治療で大量のステロイドを使用し、今年始めに両股関節の大腿骨頭壊死の診断を受けました。
骨頭の変形も少しあり、関節、周りの筋肉が常に痛く、普通に歩けませんし、座っていても痛みます。
ロキソニン等もあまり効いてません。
お医者様には、痛みをとるためには、人工関節手術しかないが、まだ若いので今の状態で耐えましょうと言われています。
先生の文章を読んで、是非、クリニックに伺いたいと思っています。
携帯のアドレスですがpcメールの受信もできますので、ご連絡いただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します。
膝も足首も痛いとなると、痛みの原因に神経が絡んでいる可能性もあり、膠原病だけが原因ではないことを考えなければなりません。治療には多大な労力がかかる可能性を秘めています。そして、今の痛みから逃げるのではなくきちんと治療をしたいのなら、車椅子生活を2か月はしていただかなければならないと思います。大腿骨頭壊死の原因がステロイドによる血栓で栄養動脈が閉塞しているのであれば、血流アップのために毎週、硬膜外ブロックを受けることも考えるべきで、通院も大変になると思います。それでも治る保証はありません。
治療には「私にかかる労力も莫大になる」と思われ、基本的には最初から無駄に終わると思われる治療に 貴重な私の莫大な労力をかけるわけにはいきません。他にも困っている患者が大勢おりますゆえ。つまり、私の指示通りにしてくださらない患者は受け付けません。2か月間、全ての社会生活を放棄して治療に専念すると約束してくださる場合にのみ診療させていただきます。少しでも治療の成功確率を上げるためです。治療は決して甘くありません。詳しくは最新のブログ「難治性疾患治療ガイドライン」をお読みください。
はじめまして、先生の診断希望の46歳(男性)です。
右ひざに痛みがあり、整形外科を受診中。
●バレーボールの影響か膝がロックしたり、水が溜まることが頻繁になり
膝軟骨除去手術を30年ほど前に行う。
●現在は、ウォーキング(週2回~3回、5kmほど)、テニス(週1回、90分)
●2015年秋頃から膝に力が入りずらくなり、12月に行きつけの整形外科を
受診。レントゲンでは、大きな損傷はない。MRI検査で軟骨損傷(壊死)
を指摘される。
治療は、ヒアルロン酸注射(5回)で終了。一旦は持ち直した感じ。
●2016年5月頃、テニスの際に膝に痛みが出るようになる。何もしない時に
痛みはないが、歩行時、膝に負荷がかかると膝の内側に痛みが走り歩行が
困難に。
7月に整形外科を受診し、MRI検査後の診断は、軟骨損傷(壊死)は良く
なっておらず、骨の中に炎症が見られ、内側半月板が傷んできていると診断。
医師からは、骨が弱いと。軟骨は治癒することはないため、上手に付き合う
しかない。さらに痛みがひどい場合は、軟骨の移植手術か人工関節手術も
あるが、まだ若いので無理をしないよう様子を見るということに。
今回の治療もヒアルロン酸注射(5回)を行うことで終わる。
テニスを続けたい気持ちが大きく、このままの治療で不安を抱いて、先生の
サイトを拝見させて頂きました。同じような悩みを解決されている内容に、
不安が薄らいで希望を持つことができました。
是非とも、先生に診て頂きたく受診希望です。過去2回のMRI検査の
画像プリントも持参します。
どうぞ、よろしくお願い致します。
あなたのお話から推測すると、骨壊死があると思われますが、実を言うと、「骨壊死は治らない」というのが現医学の間違った認識として世界中の整形外科に蔓延しています。先日、私の患者が、同様に膝の骨壊死をMRIで指摘し、これを治すには2ヶ月目唾杖をつくしかないと指導したのです。しかし、その患者はMRIを大学病院に持参し診てもらうということをしました(私の指導に疑いを持ったからです)。すると「壊死は直らないから手術しかありません」と断言されたそうです。
私は壊死した方をこれまで5人、完治させ、元通りの正常な骨にしたという治療実績があります。しかし、一般的に整形外科医は壊死した骨を保存的に治療して成功した経験がないと思います。
さて、治療には松葉杖などを用いた免苛治療が必要ですが、それに従うことができますでしょうか? 従わない場合は、「治らない」とは言いませんが、治療期間が倍になると思います。
ご回答お待ちしておりました。
「骨壊死は治らない」と整形外科の中で蔓延しているのであれば、治る可能性が少しでもある免荷治療を
受ける覚悟はあります。仕事の都合でスタートのタイミングがありますが、松葉杖も全く問題ありません。
MRI検査を再度行い、詳しく診察していただきと考えています。どうぞ、宜しくお願い致します。
治療計画としては来院時に紹介状をもって近くの病院でMRIを撮影し、その足で私の診療所に来院。ケナコルト入りの注射を行い、可能であればその2週間後と4週間後の2回ほど、注射をします。あとは可能な範囲で免苛でいるというだけです。もし、お住まいの近くにケナコルトを注射してくれる整形外科医がいるようなら、その医師に2回目、3回目の注射を行ってもらうことがベストです。そのための紹介状は書きます。そして2ヵ月後にMRIを撮影し、終了という予定です。
先日右膝が痛むためMRIを撮りました。
一度先生の診察を受けたいのですが宜しくお願い致します。
診察・診断するだけであれば多くの手間暇はかかりませんので拝見させていただきます。骨壊死がない場合は注射1本で済む可能性もあり、骨壊死がある場合は2か月間体重をかけない方法か、お金をたくさん出せば(数十万円)、軟骨や骨髄を再生する因子を膝内に注射する方法(比較的早急に治る)があります。これは体重をかけないでおく必要はありません。
それから、私の経験上、コメント欄にしっかり自分の症状やいきさつを記入されない方は、失礼な方が多いようです。プライドが高い方を治療しても、アドバイスに従わない方が多いので治療が無駄に終わることがしばしばあります。あなたがそうでないことを祈ります。失礼な方の場合は私から診察を拒否することが多々ございますのでご留意ください。
追伸:ドコモの携帯のメールアドレスは、PCからのメールを拒絶することがほとんどですので、連絡がとれないことが多いようです。あしからず。
初めてコメントさせていただきます。私の母(71歳)が、4月頃より左膝に違和感を覚え、7月頃からは外出はおろか、家の中での歩行もままならないほど、痛みが強くなってきました。
7月に近所の整形外科に行きましたが、レントゲンにも異常ないとのことで、そのうち良くなると言われたそうです。
あまりに、痛みがひかず、そのうちに膝の周りが熱をもって腫れたり、膝からつま先にかけて浮腫みが出たり、下肢動脈瘤も出てきてしまいました。
7月下旬に、別の整形外科を受診し、再度レントゲンとMRIも撮りましたが、骨等々には異常はなく、加齢からくる症状であり、若干膝に水が溜まっているとの事で、水を抜き、ヒアルロン酸の注射をしてもらいました。その後も膝の水を抜きヒアルロン酸の注射を再度してもらいましたが、一向に痛みが消えず、今ではクシャミをしても痛みがあるようです。
痛み止めの薬も、かなり強い物を処方されたようですが、全く効かず、吐き気が出て今は飲んでいません。
左足をかばいながら生活しているせいか、最近では右足にも痛みが出てきているようです。
寝ていても痛むようで、数日前には発熱の症状も出ました。
私と母は一緒に生活していますが、必要最低限の歩行(家の中でのトイレや、入浴等)以外は、安静にしています。
足を引きずり、痛みに耐えている母の姿を見ている私も辛いです。
医学の知識のない素人ながら、私も色々調べていますが、何科を受診するべきか、どこの病院に行ったら良いのかもわからず、途方に暮れています。我が家には車がなく、通院するにも歩かせなければいけません。闇雲に複数の病院を受診するにも、高齢で土地勘のない母にとってはかなりの心身的負担になるとも考えています。
川崎市在住ですが、少しでも痛みがなくなるなら、タクシーを使ってでも、先生に診ていただきたいと思います。
痛みとは関係無いかもしれませんが、母は、1年前に娘(私の妹)が急逝し、それ以降メンタル面でも不調で、精神科にもかかっていますが、今は膝の痛みがあり、徒歩と電車を使わなければ行けないため、しばらく通院できていない状態です。
本来であれば、きちんと料金をお支払いし、受診してからご相談すべき事でありますが、このサイトを見ている方の参考に、と言っていただけた先生のご好意に甘えさせていただき、コメントさせていただきました。
くしゃみをすると膝が痛い、寝ていても膝が痛いという症状は、その大部分が神経痛から由来していると思われる症状であり、純粋な膝の痛みはそれほど強くないのではないかと推測します。つまり、治療すべきは膝ではなく、腰椎・仙椎の中を通る馬尾神経であると思います。その真偽は、腰に硬膜外ブロックを行えば即座に判定できます。もちろん膝にも炎症が起こっているとは思いますが、それは痛みの原因のきっかけであり、本態は腰にあり、というのが私の予想です。腰部硬膜外ブロックを受けにきていただければ全てがわかります。
そして精神障害も当然ながら改善させることができます。が、同時に治療は保険では認められておりません。よって両方治したいのであれば根気よく通院するしかないと思います。
横浜在住の私の母(79歳)についてのご相談です。
今年3月頃、バスから降りたときに右膝をひねってから、歩行時に膝の痛みを訴えています。(膝に負荷をかけなければ痛みは感じないようです。)
近所の整形外科に通いましたが、初診後はリハビリと称した自主運動のみで、私が行きさつを知った5月の段階で、膝関節に詳しいと思われるクリニックに転院をしました。
当初はレントゲンの結果から変形症の程度も悪くないようで、2か月間”水”を抜くこととヒアルロン酸を注射する治療を計7回ほど受診しましたが状況があまり変わらないことから改めてレントゲンを撮ると、骨壊死の状況がみられるため手術を薦めるとの診断を受けました。
家族も本人も手術を嫌い、藁をもつかむ気持ちで膝治療を得意とする鍼灸治療院で7月から5回ほど、鍼治療を受けましたが、状況はあまり変わりません。
本人はここまでやったら手術もやむなしと考えているようですが、まだ方法はあるとここを読み込んで確信しました。
懸念される点は、10年以上前から膠原病(皮膚筋炎)の診断により最小量のステロイドを服用して、膠原病の状況は長期安定しています。
また虫歯治療が膝に影響を与えるとのアドバイスもありましたので、歯科治療を進め、近々に終了予定です。
概ねこのような経緯ですが、可能であれば早期に診察を希望しています。
骨壊死の診断はMRIが必要です。骨壊死は手術を勧められますが、その必要は全くなく、1.5ヶ月ほど免苛すればほぼ完治します。普通に歩けるようになります。私の診療所ではこの論文後も同じような患者が何名も来院し、手術を行わずに完治させています。まずは私の診療所に来院していただき、その日にMRIを撮影し、確定診断します。よろしければ来院下さい。
早速のご回答、アドバイス、ありがとうございます。
ここに同様の症状の方が多くいらっしゃるのを見て、母にも説明をして納得をしてもらいました。できるだけ早く診察を受けさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
足立区に在住しています。一年以上左ひざの痛みと闘っております。
ヒアルロンサン注射、ステロイド注射、痛み止めの座薬
効きません。
ぜひ、受診したいとおもいます。
所在地など教えて下さい。
まずはMRIを私の近くの病院で撮影していただき、現状を調べます。MRIは当日撮影できます。ぜひ後来院ください。
はじめまして よろしくお願いします
2016年8月18日に半月板損のため内視鏡の手術をしました。ところが退院して数日は痛みは無かったものの だんだん痛みがひどくなり 体重をのせるとますます痛み歩けなくなりました
MRlで関節壊死がわかり 金具を入れる手術を勧められています
現在は痛みは少し和らいでいます
膝の骨壊死は手術しなくてもほぼ完ぺきに治ります。しかし、その事実を現在の西洋医学の整形外科医たちは知りません。私は元々整形外科医です。私は既に膝の骨壊死を保存的治療で5例以上、完治に近い状態まで治療した実績を持ちます。つまり、私の治療法は現医学では誰も認めていない治療であり、整形外科医に相談しても笑われるだけです。さらに、私は名もない野良医師であり、信用度の低い人間です。その信用度の低い医師のたわごとを信じる勇気があるのでしたら、ご来院ください。
受診したいと思います。
院長より一任されております医療秘書のAと申します。申し訳ありませんが、あなたさまの携帯アドレスでは当院からの情報がエラーとなって返ってきてしまい届きませんでした。また、こちらのコメント欄では、お困りの病気の症状以外の個人情報や当院の情報のやりとりは禁止されておりますので、あなたさまにコメント欄でお伝えするわけにはいきません。PCメールアドレスなどご連絡つくアドレスをご用意いただけますでしょうか。ご連絡つき次第、こちらのやりとりも削除させていただきます。
60歳女 2014年左足アキレス腱断裂手術、その半年位前から左足踵の痛みの為、整形外科、ペインクリニックを受診、加齢、体重のせいとの事、服薬、注射で治療中、徐々に切れていたアキレス腱が階段を上った際に完全に断裂しました。切れた場所が踵近くだった事、アキレス腱がボロボロだった事により2カ月のギブス、家の中では、膝で歩いていました。
2014年9月20日に手術し、12月20日頃に体重かけられるようになってすぐに中国赴任に帯同したので、リハビリはほぼ無し。
今年2017年3月に帰国しましたがら2016年11月くらいから、腰が痛み出し、膝の痛みも耐え難く、帰国して整形外科を受診、MRIを撮り、脊椎狭窄、ヘルニア、すべり症の三拍子との事、座骨神経痛との事で、注射や服薬、整体などの施術を受けています。
注射は腰、膝共に受けても2日くらいの効き目です。
9月初めに膝にはベーカー嚢腫が判明して、3回抜いてもらいましたが、少し楽になったものの、階段の昇り降り、普通にあるくのも辛い状況です。
寝ていれば痛みはありません。
帰国して半年、治療の効果が全く感じられません。
治癒には時間がかかるとの事、服薬も注射も限界かと。
狭窄症も、手術程ではないと言われています。
先生に診て頂き、痛みをとって頂きたいです。
普通に歩けるようになりたいです。東京には通えます、よろしくお願いいたします。
「治療の効果が全く感じられません」とありますが、西洋医学にも限界があります。その限界を超えた症状であることを自覚するべきと思います。軽い症状であれば医者にまかせっきりで症状は改善しますが、限界を超えた症状であれば「患者側が積極的に自ら治癒させようと全力を尽くす」ことが必要とされます。
まず、全力を尽くすべき疾患は膝であり、その次に腰でしょう。皮肉な事に、もしあなたが肺炎を起こし、病院に4週間入院し、ベッド上安静を余儀なくされてしまったら、今の症状はほとんど改善します(推測ですが)。私はそうした例を何例も見てきました。医者の手を借りずとも、安静を守る事ができれば、何年間も悩んでいた症状を改善させることができます。まさにこれは皮肉です。
とは、言うものの、私の治療の限界は西洋医学のそれを越えていますので、入院しなくても改善させることができる可能性があります。まあ、一度治療を受けに来られることをお勧めします。
はじめまして。お世話になります。
57歳 男。右脚膝痛に悩んでいます。
今年の2月までは、週末の土・日曜日に2~3時間のサイクリング、平日月~金は室内で30分間のローラー(エアロバイクのようなもの)をほぼ欠かさず。また歩くのが好きで、週末は2万歩を目処に散策かハイキング。
2016年2月末に膝裏にピリッとくる痛みあり、その後いろいろと経緯があるのですが、直近の状況を記します。
6月末に突然右膝内側に痛みが発生。その後整形外科で関節注射を施されるも改善せず。
9月9日にMRIを撮ったところ、「骨壊死および半月板損傷」と診断されました。
痛みが発生してからは、出来る限り階段の昇降を行わず、また1日1万歩を超えて歩かないように留意。
自転車は2月以降控えていましたが、脚の筋力を落とさないために、8月頃から少しづつ、9月に入ってからは以前のように乗っています。
歩くと一歩毎に膝がズキッと痛みますが、自転車に乗っていると全く傷みを感じません。
こちらを拝見したところ、徹底した免荷が有効と知りましたが、自転車を漕ぐ運動は止めた方がいいのでしょうか?
また、今の状況を改善させるためにやるべきこと、やってはいけないことを教えてください。
横浜在住ですが、先生に直接診ていただきたく熱望します。
基本的には免荷のみが重要であり、それ以外はどうでもよいのです。オプションとして、組織の浮腫を除去する目的でステロイド入りの関節内注射を週に1回行い、血流を増加させるためにあたためたり、痛みが来ない程度の軽い関節運動を行います。オプションを行えば治療期間が短縮しますが、オプションなしでも治ります。ただし、あなたの場合は半月板損傷も加わっているようですので、ステロイド入り関節内注射をしておくことをおすすめします。一度ご来院いただき、MRIを拝見させていただき、通院されることをお勧めします。最速で1ヶ月、通常は2ヶ月で骨壊死は改善します。
はじめまして。
骨壊死の記事を大変興味深く拝読いたしました。
67歳になる母が四年ほど前、新聞を取ろうといつもの動作をした際に、膝に痛みが走りました。
当初はヒアルロン注射などをしておりましたが、改善がしなかった為、
MRIを撮っていただいた結果、骨の一部が欠損していると言われました。
現在は、なんとか日常生活が営めていますが、膝に痛みがあり、
膝をかばって動くためかO脚が進行し、他の箇所も慢性的に痛みがある状態です。
特に治療はしておらず、MRIを撮った病院からは、我慢が出来なくなったら人工関節しかありませんと言われており、
痛みの酷い時のみ、鍼や整体に通う日々です。
先生の記事を拝読して、ぜひとも診察をお願いできたらと思い、コメントさせていただきました。
当方茨城県南部在住でして、東京都でしたら通院は可能です。
ご多忙の中たいへん恐縮ですが、お返事を心待ちにしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
骨の欠損のみで壊死がないのでしたらたいていケナコルトの注射で手術は回避できます。しかし、変形が高度な場合は2週間に一度程度の定期的な通院が必要かもしれません。一度の診察ですべてが解決するわけではありません。
ちなみに膝注射の患者は私の診療所にとっては歓迎されません。その理由は厚生労働省が注射料金を800円に設定しているからです。注射にかかる医師の人件費は数千円に匹敵するので、治療をすればするほど赤字となり経営が悪化するからです。もちろん、赤字であっても行いますが、痛い膝を手術せずに注射で治療することは医師側に負担をかけているという真実から目をそらさないでください。患者は、せめて診療時間が短く済むように協力するなどの姿勢が必要です。悪いのは厚生労働省ですから。
48歳の女性です。
肥満もあり、10年位前から慢性的な膝痛に悩んでいました。
2~3週間に1度のヒアルロン酸注射や電気治療、湿布などで、これまでは普通に生活が送れていました。
それが一昨年の秋、自宅の階段を上がっている時に右膝に激痛が走り、足を床につくことができなくなり歩行できなくなりました。
その時の診断は「右膝半月板損傷」でしたが、1か月程の自宅での安静とヒアルロン酸注射、リハビリを行い、歩けるようにはなりましたが階段などは片足ずつの昇降しかできません。
1年間、右膝をかばう日々が続き左膝も痛みが出始め、昨年の10月には駅で左膝が同じような激痛に襲われ救急搬送されました。
搬送される間、同じ姿勢でいたためロッキングされてしまいましたが整復してもらい、その日は帰宅し後日に「左膝半月断裂」ということで手術を受けましたが、結局は「滑膜」が原因だったそうです。
術後はリハビリ、定期的なヒアルロン酸注射、漢方薬を飲んでいましたが、なかなか良くならず悩んでいます。どちらの膝がマシということもなく、階段は両膝とも曲がりにくく、痛みもあります。寝ているだけでも右膝は同じ姿勢のままだとロックしてしまい、それを直そうとするとかなりの痛みがあります。現在、週に3~4日程、1日のうち3時間弱位立っている仕事をしております。立つことは少し慣れてきていますが膝には良くないですよね?
こちらのHPと巡り合い診て頂きたいと思いコメントを残しました。
宜しくお願い致します。
(長文お許し下さい)
手術をしないで膝を治すのは手術で治すよりも楽ではありません。基本は免苛ですが、痛みと炎症を抑えるために週に1回の注射も受けていただきます。通院できますでしょうか?東京です。
昨日、膝関節の壊死が4ヶ月ぶりにわかり、ヒアルロン酸の注射をしてもらい。楽になりました。帰って来てスマホで壊死を探すと先生のコメントがありました。手術はしたくないが、ステロイドも心配です。先生の 場所はどこでしょうか?
ヒアルロン酸の注射で楽になるレベルなら壊死はまだひどい状態ではなく、頑張って療養すれば元に戻ることができると推測します。ケナコルトの安全な使用方法は私が長年の研究の上でデータを収集して開発しました。そのデータからはじき出した安全基準に従って使用しています。安全基準は大変貴重な情報ですが、それは別の言い方をすると「さじ加減」でしかありません。そのさじ加減を適切に行ってもらうために患者は遠方から私の元へ来られます。たかがさじ加減なのにご苦労かけます。たかがさじ加減だけの話なのに、交通費と通院時間を浪費させてしまい、もうしわけなく思います。しかしながら、塩加減ひとつで料理の味が大幅に変わってしまうように、さじ加減は命です。どうかそのことをかみしめて来院ください。
追伸:ドコモのメールアドレスではPCからのメールを拒否することが多いので連絡がつかないことが多いようです。
ありがとうございました。朝早くからご回答いただき。安心いたしました。
こんにちは 長年キャディーとして歩く仕事をしてきました
膝痛は今始まったことではないんですが今回は今年の1月に床に座ろうとした時にギックと音を立てて捻ってから痛みが取れずヒアルロン酸の治療を受けてました先日他院でMRIを取りましたら膝関節が壊死していると言われ人口関節しか方法が無いといわれました 死んだ骨は再生しないそうです
現在65歳まだ人口関節手術はほぼ20年の耐久年数なので今歩けるならば
加圧トレーニングで筋肉を付けて痛みが酷くなってきたら手術を考えたらといわれました
できれば人口関節などせずに行きたいのですができますでしょうか?
一度、このページのブログを読んでみてください。「死んだ骨は再生しない」と宣言している医師の発言はうそであることがわかります。また、他の方の投稿や返答を参考にしてみてください。
はじめまして、68歳女性です。
今年10月初めに左膝に激痛があり、まともに歩く事も出来なくなりました。
11/4、3軒目の整形外科で、1軒目2軒目と同じように言われましたが、こちらからお願いしてMRIを撮って頂き大腿内顆骨壊死と言われ、水を抜いてケナコルト注射をして頂きました。
しかし、痛みは相変わらず続いてます。
先生の説明を読ませて頂き、是非、受診させて頂きたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
いろいろと説明しなければんりませんが・・・
まず、骨壊死は「手術以外には治す方法がない」と整形外科医は信じ込んでいるということ。つまり、骨壊死を手術せずに治すのは(おそらく)全国で私以外には誰も実績を持っていません。これは何を意味するかと言いますと、骨壊死を保存的に治すことは現在の医学に反する行為であり、整形外科の権威に泥を塗る行為であり、良識ある医師の行うものではないということ。
患者は「保存的に治す」ことを気軽に考えていますが、私にとっては反社会的な行為であり社旗的リスクを負っています。わかりやすく言えば、治療費として大金を積まれたとしても「普通の医師はやらない治療」ということを意味します。
そして、とても笑える話ですが、膝の治療としての関節内注射は1回の料金が800円というありえないくらいに安い料金。しかし、治療を指導するには説明するのに診察時間がかかり、さらに患者がその指導に納得しなかった場合に私の診療は無駄に終わります。社会的なリスクを背負い、治療費はないに等しく、大きな赤字を出すことがはじめから決定している屈辱的な診療をすることが、私にとって苦痛でないはずがありません。
あなたのような患者が来院するたびに、私は自分の財布から1万円を支払っているような損害をこうむります。手術しかないと言われている疾患を保存的に治すという無理難題に挑戦し、さらに1万円を患者に差し出すような診療です。
そういう自分の身を削る診療を行っている医師に謝意や敬意を示さない患者がいることが、私には7不思議の一つになっています。何度も言いますが、謝意や敬意がない患者には、私が厳しい指導をしても患者はそれをききいれないため、無駄に終わります。私が身を削っているのに無駄に終わることに対し、普通の人間なら憤りをおぼえるでしょう。これを読んでいる方々に対し、「骨壊死を保存的に治すこと」が簡単ではないことを教えるために、敢えてこのようないやみな言い方をしています。
来院するのはかまいませんが、決して私に歓迎されていないことをまず知りなさい。そして保存的に治したいのなら、あなたも自分の命を削る覚悟で臨みなさい。そうでなければ、私がかわいそうだと思いませんか? 私は神様ではなく人間です。私にとっては、これほど不快な気分になる治療であるということを承知の上で、来院することです。そうでなければ無駄に終わります。保存的に治すことは決して楽な道を選んでいるわけではなく、険しい道を選んでいるという意識を持ちなさい。
こういうことを書かなければならないということの意味を理解してください。それほど難しい治療だということです。
おはようございます。
コメントありがとうございました。
皆さんの体験の声、先生のコメントを読ませて頂き、本当に目から鱗でした。いつどうなるか分からない状態より、先生の指導通りやってみようと思ってます。
私は大阪在住です。そして、今月4日にケナコルト注射をして頂きました。
そちらには、いつ頃受診したら宜しいでしょうか?
場所、その他お教え願います。
大阪在住であれば、東京への通院はかなり不経済ですので自力で治した方がよいでしょう。できないことではありません。約2ヶ月間、膝に体重をかけないということを守ればよいだけです。ケナコルト入りの注射は受けるべきですが、ほとんどの医師が多すぎるケナコルト量を入れてしまうので、注射の間隔や、ケナコルトの総量の管理ができないことに心配材料があります。しかし、ケナコルトは必須ではありません。使用しなくても免荷だけを守れば基本的には治るものです。ケナコルトなしでは若干、治りが遅くなりますが・・・。もし、どうしても指示を仰ぎたいのでしたら、MRI持参で来院ください。初回と1ヶ月後と2ヵ月後の合計3回だけ来院されるという方法も提案できます。これを読み、自力でできそうなら自分でがんばってください。
はじめまして。59歳の男性です。三年ほど前から靴下が吐きにくくしゃがんでする動きが痛みでできにくくなり近くの整形外科へ行ったら変形性股関節症と言われそこから紹介された病院では人工股関節しかないですと診断されました。痛みはありますがそれなりに仕事の農業をやっております。今年の8月19日に最初の医院で左の股関節にキシロカインとリンデロンをうってもらいましたが効果はありませんでした。ケナコルトの効果を知りたいので紹介された病院でうってほしいと言いましたがキシロカインと同じで効果はないだろうと言われました。それでも頼んでケナコルトを40ミリうってもらいました。帰る時から効果がわかりました。ただ先生のケナコルトの適量使用法を読んで心配になり先生の診療をならびにメールでのご指導をお願いします。
股関節への注射は、それがたとえ股関節内に正しく入らなくても、股関節の関節包の近傍に浸透していれば効果が出ます(正しく入れば効果は莫大ですがなかなか入りません)。ただし、ケナコルトを使用すれば効果が出るのであって、他の水溶性ステロイドを使っても効果が低いです。しかしながら、ケナコルトを使う医師は「無法者」であることが多いので、適用量もわきまえずに多量に使ってしまうことがほとんどです。よって患者はケナコルトによる副作用のリスクを背負いながらの治療になっているということを肝に銘じておかなければなりません。何かあれば自己責任です。
さて、私の診療を受けるのは賢明であるとは思いますが、お住まいが遠いと通院が難しい、股関節の治療は自費、という問題があります。それらがクリアできそうでしたらよいのですが。メールでの指導は残念ながら変性疾患には意味が少ないため不要と思われます。まあ、アドバイスとしてはロフストランドという杖をついて歩いてほしいという願望くらいでしょうか。
早速のご返答ありがとうございます。私は北陸の者です。三月頃まで農閑期で一週間に一度くらいなら行けるかと思っています。一度診察を お願いしたいと思っております。なお近くにけん引き師がいてけん引きもしてもらっています。よろしくお願いします。
北陸から東京は遠いですが、治療は月に1度程度で大丈夫だと思われますので、一度来院されることをお勧めします。
医療秘書のAと申します。事務管理全般の他に、当院と業務提携しています腱引き師との仲介役や患者さまとカウンセリングしてより良い腱引きをご紹介しているコンシェルジュの役割もしています。受診ご希望ということですので、あなたさまへご連絡させていただきました。ご確認いただければ助かります。
免荷するなら座骨で体重をささえる装具が有りますよ。カーボン支柱使えば一キロ以下に作れます。
お試し下さい。
確かにそれは名案だと思います。お値段と、見た目と、高齢者に使えるか? 仕事にどこまで絶えうるか? 松葉杖と比較してどのくらい優位性が高いか?などがクリアできれば、お勧めですね。
はじめまして。38歳、女性です。リウマチを4年程前に発症し、現在、ドラッグフリーで4ヶ月程たったところ、主に右膝に腫れと痛みが強く出てきてしまいました。
治療経過としては、メトトレキサートは、吐き気が出て、服用できず、エンブレムとアクテムラを合わせて1年程、注射しておりました。
根本治療を行いたく、是非、先生の診察をお願いしたいと思っております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
多分ですが、劇的に治せると思います
親愛なる医者、
私はあなたのウェブサイトを見つけることがうれしかったです。私はコンピュータの翻訳者を使ってこのコメントを書いています。私はモンゴル出身です。翻訳が悪い場合はお詫び申し上げます。私の母、62歳と彼女は左膝の内側顆の骨壊死と診断されました。医師は彼女の壊死が大きいと言う。我々は非外科的治療法を探している。彼女のMRIを送って、あなたの診療所で治療できるかどうかの評価を受けることは可能でしょうか?
事前にどうもありがとうございました!
ズーラ
治療には2ヶ月間の免苛と週1回の通院が必要です。それが可能であれば骨壊死はほぼ治ります。連絡差し上げます。
ちなみに母はもう直ぐ80歳になりますが心身共に膝を壊すまではとても丈夫でボランティア精神に富み人のお役に立てることと7人の孫に恵まれたことで本当に元気でした ボランティアも定年がありお役の表彰をされホッとした矢先、歩き過ぎて二万歩も 整骨院にお世話になりMRIを撮ったのに壊死と判断されたのは後になって御免なさい状態で気付かず懸命のリハビリ途中で判断間違えを告げられました 私も予防やリハビリのための施術、食を学び指導してます どうにか痛みを軽減させてあげたいです 大人しく出来ない母ですが偶然⁈見つけた先生のサイトに今まで私が注意してもスルーしていた母が大きく反応してます 私は関西在住ですが母は関東なので東京も2時間前後で通院可能です
膝の話は難しい問題ではなく選択の問題です。1、徹底した免荷で2か月で治す、2、中途半端な免荷で半年から数年かけて治す、3、今すぐ手術で治す、のどれを選ぶか?です。2を選ぶとめりはりのない人生となり、長期間苦しみます。老い先が短いというのに、その時間を無駄に過ごすのが2です。が、意志の弱い人間、甘え癖のある人間は、私がいかに指導しようと2になってしまいます。3を選ぶのはもっとも楽で速いのですが、手術をすることは必ず寿命を縮めます。仮に寿命を3年縮めるのであれば、おもいきって1を選ぶ方が得です。人生を無駄にするのなら3年よりも2か月の方がいいにきまっているからです。
しかし、どれを選ぶか?は人間の価値観が現れますので、そこに私の出る幕はありません。自分自身が決めるものです。80歳にもなって自分で決められないというのなら、誰かが彼女を監視してさしあげるしかないでしょう。
免荷をどのように行うかについては、お金と労力をつかってください。お金で解決するなら家政婦を雇うか、数か月のホームステイをすることです。お金がないのなら親族が交代で家政婦になればよいことです。お金も労力もかけたくないのなら、2や3を選べばよいでしょう。まずは私のところへ来る前に家族会議です。
先生初めまして。65歳の叔母が長年膝の痛みで通院し、ヒアルロン酸注射で治らず苦労しておりましたが、最近膝の関節内の骨の壊死だと分かりました。神奈川ですが、関東一円なら通院したいと申しております。
先生の病院をお教え頂き、ご診察頂けましたら、幸いです。ご多忙の中恐れ入りますが、どうか宜しくお願い致します。
骨壊死だと判明したときのMRIをご持参下さい。持参できないようでしたらこちらの近くの病院で撮影してもらいます。治療よりも、患者の日常生活に完治までの鍵が潜んでいます。
はじめまして。千葉県在住49歳の男性です。
約1年3か月前にフットサルプレー中に膝の中で骨が滑った様な異様な違和感を感じ、それ以降、痛みが取れて再開したら、膝が腫れ痛みが出る状態となりました。整形外科を変え、MRIを撮り、右膝の内側顆の骨壊死と診断を受けました。安静の指示を受け、並行して同医院の治療療法士からリハビリとして筋トレを受けていましたが、定期的に撮るMRIでは改善が見られず、医者からは治らないものとの説明を受けています(MRIでは右膝内側顆頭に球状の黒い影があります)。
日常の歩行には支障はなく(やや違和感はありますが)、急な階段を降りるときの様な場合を除き、痛みはありません。ただ、発症前はフットサルや軽登山を趣味としていた為、完治出来ないことに虚しさを感じていました。
このページを拝見し、治療できない骨壊死を完治させられているとのこと、希望を感じました。先生の医院をご教示いただき、診察頂ければと思います。よろしくお願いします。
実際にMRIを見て見ないとなんとも言えません。穴が開いているのを骨壊死ととるか、ドーム状に開いたへこみととるかで意味が違います。へこみは普通に生活していれば何をやってもうまることはまずないです。骨壊死であれば免苛で骨が修復されます。穴と痛みの関係が相関しない場合もあるので、まずは治療してみないとわかりませんが、以前のようなスポーツができるような状態にするには半年や1年計画が必要かもしれません。また、筋肉と骨格のバランスを整えるために腱引き師に治療を受ける事もおすすめです。まずはご連絡さしあげます。
はじめまして。膠原病の治療で大量のステロイドで膝壊死が判明しました。
現在は歩けないほどの痛みではありませんが曲げ伸ばしで痛みはあります。これ以上に進ませたくない!治したいいっしんです。
こちらを拝見して希望がわきました。
是非一度先生の医院で診て頂きたくコメント致しました。宜しくお願いいたします。
おそらく膝の骨壊死はステロイド大量投与との因果関係はわずかであると思います。その理由は、ステロイド大量投与をしない方でも骨壊死は普通に起こっていることだからです。もちろん引き金にはなっていますが、それよりも、加齢による変形や、うっかり膝に強い重力をかけたことなどが大きな原因になっているように思います。さて、私のところへ来院する膝骨壊死の患者は、明らかに態度が悪い方が多いです。これまでおそらく5人以上の膝骨壊死の方々が当院で大きなもめごとを起こして帰っていきました。膝治療はこちらにとっては赤字治療となるため、奉仕で行っているにもかかわらず、患者の性格や態度が悪いことにあきれかえっています。
膝痛は命に関わらないので、私を信頼して治療をゆだねることができないのだと思います。私の治療は「手術による人工ひざ関節置換術」を回避するためのものであり、他のどこでも行っていない特殊な治療です。そして患者の努力が必要です。私の治療方針に同意できないのなら、人工膝の手術を選んで下さい! といつも申し上げているのですが、患者のわがままには怒り心頭です。
私の治療に希望がわくのはいいのですが、それは人工膝の手術を選ぶよりも険しい道のりである事を認識しておいてください。そして私の診療所では赤字になる治療ですので、謝意を常にもっていただかなければ治療する気にもなりません。こんなことを書かなければならないことに腹立たしさがあります。
先日は某大手証券会社に勤めている患者が私の治療に同意せず、不信感をあらわにして、治療費を払わずに出て行かれました。つい先日は患者の娘が不信感をあらわし、「大学病院で診てもらいなさい」と娘に言われ、「紹介状を書いて欲しい」と患者が言い出し、「ただしそれは手術の道を選ぶことを意味していますよ」と述べると態度が一変し、私を怒らせた患者がいます。その前には私の治療に同意せず、不信感と質問攻めにする患者がいたので、そんなに不信なら治療をせず帰ってくださいと申し上げたら、診察室で他の患者に私の悪口をいいはじめ、その後にマスコミに訴え、私の元に週刊誌から取材依頼が来るというようなこともありました。全て膝の患者です。そして膝の患者以外にそういう非常識な行動をとる患者はいません。
膝治療の患者は明らかに敬意が欠けている確率が高く、本当は診療したくないというのが本音です。不信感を抱く患者を私は信用できません。あなたがそうでないことを祈ります。
早速のコメントありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
先生の今までのコメントをみて生半可な気持ちでは向き合えないことは損じております。
厳しい道のりも覚悟してます。
よろしくお願いします。
初めまして。
主人(40歳)が膝の激痛に悩まされています。
動かなければ痛みは少ないようですが、
歩いたり、立ったり座ったり、膝を曲げたりする時に、
かなりの激痛があるようです。
2年程前から、少しずつ痛みが増して来ました。
この痛みは、特にきっかけとなる事柄はなく、突発的に発生しました。
5、6軒、整形外科に通い、接骨院も数軒通ったのですが、全く改善しません。
レントゲンは撮るのですが、MRIは一度も撮った事がありません。
大学病院にまで行ったのですが、MRIは撮りませんでした。
また、その際、血液検査をし、リウマチや膠原病等の疑いはないと診断されました。
現在、都内の整形外科でヒアルロン酸を打って貰っているのですが、
5回中、3回が完了しましたが、痛みは全く取れません。
先生に、ぜひご診察をお願いしたく、よろしくお願い申し上げます。
もう脚を切ってしまいたいという程の痛みのようで、家族として傍で
見ているのも非常に辛く、どうぞよろしくお願い致します。
私の診療を受けるにあたり、まずはご本人の確固たる意志である必要がありますので、その点、あなたがきちんと説得してください。そうでない限り、私は診療をしません。その理由は、私の治療法は明らかに現医学の治療法とは異なるものですので、信頼していただかなければ受けさせることができないというところにあります。膝の治療を申し出る方々は、明らかに他の重症患者たちよりも態度が悪く、医師に敬意を払わず、自分勝手で、きれやすい方が多いという統計学的なデータがそろっております。私はそういう患者を診療できるほど暇をもてあましておりません。毎日、命がかかっている人たちを、私も命がけで診ています。くれぐれも診療所でふざけた態度をとられないことを強く申しておきます。そういう態度になりそうだという方は事前にお断り申し上げております。他の命がけの患者たちのおおいなる迷惑となるからです。ご主人とよくご相談のうえ、来院を決めて下さい。 MRIは当院の近所で撮影しますので問題ございません。
doctorf様、
お忙し中、時間を割いてご返信を頂きありがとうございます。
主人ではなく、妻の私がここにコメントを書きましたのは、外国人で日本語が書けないためです。
また、私の書いた内容でふざけたように解釈される所があったのであれば、不快な思いをさせて、大変申し訳ありませんでした。
主人は、非常に真面目で忍耐強く、怒ることがない人なので、決してふざけた態度は取らないと思いますが、先生の治療もいばらの道である事を、主人が覚悟を持って理解しているかは、定かではありませんので、現在通っているクリニックで、治療を継続したいと思います。ありがとうございました。
本人の覚悟と私への敬意が芽生えた時点で再度ご相談ください。何度もいいますが、私は患者に敬意をしめされたところで、うれしくもなんともなく、逆に屈辱的です。敬意は私のためにあるのではなく患者を治すために必要である事、ご理解ください。
拝啓。いつもお世話になっております。先生の論文、患者様のコメント、先生のコメント等を読ませて頂きました。私は、現在、67歳の男性です。宜しくお願い申し上げます。昨年の夏ごろより、膝に負荷をかけて生活をして居りました。昨年の10月より診療所の形成外科にて右膝の治療を受けるようになりました。湿布とロキソニン、ヒアルロン酸注射で治療して居りましたが、改善せず、今年の1月、大学病院の整形外科でMRIとCTを撮って頂きました。右膝内側に骨壊死が認められ、モーラスパップとセレコックス錠、リハビリで、現在治療中ですが、完治するか不安が残り、先生の免荷の治療法を知りました。先生に受診希望です。宜しくお願い申しあげます。 敬具 2017年3月14日(火)
松葉杖と私の注射があれば、ほぼ完治できると思います。
はじめまして。神奈川県在住の52才男性です。
2016年8月に、右足内側半月板部分切除術を受けました。手術後、2週間~1月程度の間隔でヒアルロン酸注射をし、1度だけ、同年9月に、「キシロカイン注ポリアンプ1%5mL、リノロサール注射液2mg(0.4%)」を注射しましたが、痛みは減少しませんでした。
ある程度の痛みがずっと続き、2017年に入り、同年1月末頃、階段を昇ったときにそれまでと異なる痛みが出ました(激痛というほどではありません)。すると、膝を曲げた状態から伸ばそうとすると、膝皿の裏側あたりのひっかかり感と痛み(激痛ではありません)、及びパキッという音が出るようになりました。また、あぐらをかく等、膝内側に負荷をかけると、ずきっと痛むことがときどきあります。
そこで、MRIをとったところ、膝軟骨壊死と診断され、完治には骨切り術がいいと説明を受けました。私見では、半月板の再損傷を疑いましたが、MRI画像だけでは半月板が損傷しているかどうかは不明、とのことでした。
その後、ヒアルロン酸注射を2週間に1度行い、3回で終了し、現在に至ります。
私は、自宅で文章を書く仕事をしており、1日15~20分程度の犬の散歩ぐらいしか、普段は歩きません。2017年1月末以降は、犬の散歩も少なめ(10~15分程度)にしております。
現在、1日1回ロキソニンを服用しており、歩行時に「少し痛い」程度です。また、膝内側に負荷がかかると、どきどき、ずきっと痛むときがあります。
先生のコメントから、骨壊死の場合には免荷が重要であることがわかりましたが、2016年7月31日付けの先生の(患者さんに対する)コメントで、「軟骨や骨髄を再生する因子を膝内に注射する方法であれば免荷不要」とありました。この注射についても、先生の診療所でやっていただけるのでしょうか?。
ご教示いただきたく、よろしくお願いいたします。
「軟骨や骨髄を再生する因子を膝内に注射する方法」は自己血を採取し、白血球を分離して再注入する方法ですが、最近では、私はこの治療法に興味がありません。というのも、商業目的の医者たちがうたっているほどその方法が高い効果を示すとは思えないからです。現在私が行っている治療法でほとんどの方が十分に復帰されている現状をみますと、意味がないと思います。また、そんなに簡単に軟骨は再生されません。へこんだところは物理的にストレスが強くかかるようになるため、その物理的ストレスを回避しないと、うまくいかないと思います。
ただ、そのように「意味がないものは使わない」とする私の性格がゆえに、私は商売上手ではありません。因子を注射する方法を私が行えば、お金儲けもできただろうになあ。と考えてしまいます。よって、ケナコルトという極めて値段の安い薬で因子以上の効果を出してしまいます。これではお金もうけができません。ですから、膝の注射料金は極めて安い値段となるため、治療はボランティア活動のようになります。そのご奉仕分は私への敬意でおぎなってください。とこのページ上に何十回も書いているのですが、敬意のない方がほとんどで困っております。
敬意を示さない人は私へ不信感をぶつけてくる方が多く、せっかくミラクルな治療法で治療しようとしているのに指導通りにしてくれずに大変迷惑をこうむっています。あなたの文章の書き方から見て、そういう方ではないと伝わります。しかし、本当に態度の悪いふざけた患者が多いことに悩んでおり、私が人間不信に陥っております。という愚痴を言わせていただきました。
因子の注射をやってくれるところは、探せば腐るほどあると思います。私は行いませんので、他で行っていただいてもよいかと思います。因子の注射なしでよいのであれば、私が診療させていただきます。また、因子を注射したい場合でも、まず私の治療で痛みを改善してから別の時期に治療されたらいかがでしょうか?
ご多忙中のところ、詳しく解説していただき、ありがとうございました。
是非とも、先生の診察を受けてみたいと考えておりますので、先生の病院と場所
を教えていただきたく、お願いいたします。
なお、ケナコルトは、過去の先生のコメントで、
コレステロール高値等の場合は注意、とありました。
私は、コレステロール(260程度)、中性脂肪(220程度)、血糖値(120程度)が高めです。
現在、リピディル80を1日1回服用しております。
先日、リピディル80を処方いただいている病院にて血液検査を受けましたが、
先生による診察の可能性を見越して、ACTHとコルチゾールを、
検査項目に入れてもらうようにお願いしました。
先生の病院に伺う際には、その血液検査結果を持参しようと思っております。
なお、先のメールで、キシロカイン、リノロサールを注射したと記載しましたが、
そのときには、体調変化は特にありませんでした。
この度は、本当にありがとうございました。
ACTHとコルチゾールまで調べていただきありがとうございます。とても助かります。ケナコルトに関連した記事も読んでいただき、予習をして下さり誠にありがとうございます。
現在64歳の女性です。記事読ませて頂、是非診察して頂きたいと思いまメール致しました。私は先天性両股関節脱臼で、15歳の時に何も理解しない内に右股関節固定術されました。当時は最新手術とかで何回も学会に出てくれと言われましたが、ちゃんと座ることも出来ず歩く時も変な歩き方になる為、先生に不信感が有り一度も出た事は有りません。その為右足0.5㎝程短いのです。現在ヒアルロン酸強いの3回目打つのですが、余り利きません。先生の病院の住所メールお待ちいたしております。。宜しくお願い致します。
股関節にヒアルロン酸を注射するのは「無理と言えるほど難しい技術」ですので、その医師が本当に股関節内に注射を確実にできているとは思えないのですが・・・最低でも造影剤を使ってレントゲン透視下に行う必要がありますが、そういうことをしていますでしょうか? また、現在の状況がわからないので、一度来院して、写真を撮影してからのお話になりそうです。診療所は東京にあります。
初めまして。都内在住52歳男性です。週に3-4日のペースで一日7キロ位のジョギングをしていたのですが3年くらい前に500m位走ったところで右ひざの痛みを覚え接骨院を受診しました。
レントゲンもとってもらいましたが特に問題があるとは言われず右の足の筋肉が弱っているといわれ右の強化運動を勧められました。しかしながら改善せず別の接骨院を受診。そこでも特にレントゲンを撮りましたがどこが悪いとの説明もなくヒアルロン酸の注射を打っておきましょうとのことで2週間に一回の割合で通院していましたが一向に改善せず。昨年4月に通院をやめました。特に日常生活で歩く分には何も問題がないため深刻にはならず、私としてはただ好きなジョギングがしたいが為に通院していただけです。これは本当に軟骨がすり減っているのでしょうか。
軟骨には神経がありませんので、軟骨がすり減ることで痛いのではなく、パンクした自転車に乗っているとお尻が痛くなるのと同じ原理だと考えてください。軟骨がうすい+その部分の骨に微細なひびが入ることで痛みを感じていると思われます。MRIを撮れば骨の損傷具合がわかります。
ありがとうございます。一度、MRIを撮ってみることにいたします。
59歳の女性です。40歳頃から左膝が痛み始め良くなったと思ったら次は右膝が痛み交互に痛みがあり50歳頃には両膝が痛くなり正座はできなくなり長い時間座ったり同じ動作をしていると膝が固まって動き出すまでに少し時間がかかるような状態になりました。20代後半からずっとテニスを続けてきて膝が痛いながらも続けてきました。かなり本格的にやりました。体があたたまると痛みが軽減しテニスができてしまいます。55歳の時に激しい痛みを感じたのでMRI,レントゲン撮影を整形でしてもらい変形性膝関節症といわれました。軟骨がすりへって画像的にはテニスができる状態ではないのですが画像と痛みの程度は同じではなくもっと酷くない画像の人でも激しい痛みを感じる人もいるということで激しい痛みを感じなければテニスは続けてもいいといわれました。軟骨は再生しないので自分の膝と相談してやってください。リハビリと体重を落とすことも指示されました。ヒアルロン注射もしましたがあまり効いた感覚はなく2ヶ月後くらいに痛みが少し収まったころからまたテニスを始めました。痛いながらも動けてしまうので続けていました。
2週間前から急に固まったように痛くなりテレビにも出ている整形外科の先生の診察を受けるチャンスに恵まれ昨日うけました。すぐ腸腰筋が弱っているからあしあげの体操を毎日するよういわれ痛みを和らげる注射をしますと両膝に注射をされました。ヒアルロン酸ですか?とお聞きしたら違います痛みを和らげる注射といわれただけですが看護師さんと先生の会話からケナコルトという単語が聞き取れました。ステロイドかもと思い検索していて先生のブログに辿り着き本当に怖いおもいでいっぱいになりました。MRIもとらされましたが思ったより減ってないねと簡単に見ただけでいわれ不信感が広がりました。昨日より膝の痛みは確かに軽減しました。痛みがなくなったらテニスをしていいともいわれました。骨壊死の有無や今の自分の正しい状態を知りたくぜひ診察していただきたいとおもいます。東京在住です。よろしくお願いいたします。
ケナコルトを注射してもらったのならば、痛みが軽減したのではないでしょうか? まあ、それはよいとして、膝のMRIを私が診断することは可能ですが、私の診察時間は多くの難病患者のために利用しなければならない貴重な時間です。どうかそのことを片時も忘れないでください。私の貴重な時間を奪うだけの代金は自費で支払っていただくことになります。10分あたり5000円です。さらに私の診察を受けるには予約料金も頂戴します。お金が欲しくてたまらないわけではなく、私の貴重な治療時間を奪う代償をいただくという意味があります。
ここまではっきり述べれば、私へも不信感を抱かれるのではないでしょうか? 日本の患者たちは、一流の医師にそれに見合う金額を支払わない者が非常に多いと思います。お金を支払いたくないのなら、せめて敬意を示してもらいたいものだと、常々申し上げております。特に膝痛の患者は無礼者が多いのでたいへん困っております。私にここまで言われても、尚、診察を希望するというのであれば、それなりの覚悟で診察にいらしてください。
不信感を持ち、敬意や謝意を抱かない患者は、私が何を言おうと聞く耳を持たないという前例が何度もあるので、こういう言い回しになってしまいます。効く耳を持たないので、それを説得するのに長時間費やし、おかげで難病の患者を十分に治療できなくなり、そしてさらに膝の患者から料金を徴収することもできずに、大損害を被る事例があいついでいます。本当に膝痛の患者に無礼者が多いので困り果てています。
はじめまして。愛知県在住の50歳男性です。
現在、膝を中心とした坐骨神経痛?の症状に苦しんでおります。
症状が悪化する一方にて、今後のことを考えると、大変不安を感じております。
担当いただいた先生達からも、匙を投げられた状況の中、藁をつかむ気持ちで、ネットを必死に調べていた中、先生のブログと出会いました。
先生の医療に対するあまりにも深い造詣、強い御意思に、ただただ感銘を受け、御診察のご相談をさせて頂ければと思い、今回お便りいたしました。
つきましては、私の病状を下記のとおり、まとめております。貴重なお時間頂戴し、誠に恐れ入りますが、御覧いただければ幸いです。
<現在の症状>
・発症から5カ月経過。発症初期は、左膝内側の筋肉のしこりのような違和感から始まり、時間経過とともに、症状が悪化中。
・現在は、左/右の両膝の内側の筋肉のしこりと強い締め付けやしびれ、両膝前部のしびれや詰まり感、膝裏の締め付け感、太腿前側の締め付け感(膝に比べると症状は弱い)。
・立ったときに、上記症状が強くなる。(寝た体勢、座った体勢では症状は弱い)
・膝内側の筋肉のしこりは、時間の経過とともに、場所が変化。(膝の裏側や、膝の上側など)
・歩くことはできるが、膝内側の筋肉のしこりが強く締め付けてくる為、長時間歩くことはできない。
走ることはできない(膝裏の締め付け感で、力が入らない)
・筋力低下は、発生していない。(スクワットが50回以上できる)
<経緯>
・2016年 11月中旬頃、左足の膝内側及び内側に、筋肉のしこりを感じ始める。
・ 〃 12月、左足膝に、筋肉の締め付け感が強くでるようになり、又太腿前側も締め付け感を感じるようになる。
左ふくらはぎや、足首に筋肉痛のような違和感がでる。
⇒また、歩くと立ちくらみがでるようになり、長く立って歩くことができなくなる。この為、翌月から休職を願いでた。
・2017年 1月、右足膝の内側にも違和感を感じるようになり、さらに両膝裏も締め付け感を感じるようになる。
⇒休職後、ウォーキングなどの自己リハビリが効いたのか、立ちくらみは完全に解消された。
・ 〃 2月、左、右両膝の前部に「詰まった感覚」がでる。
・ 〃 3月、両膝の内側、膝裏の締め付け感が強くでる。
・ 〃 4月、両膝前部、及び膝裏のしびれ感が強くでる。
これまでは、立ったときに、上記の症状が強くでていたが、最近は、寝ている状態においても、膝の締め付けを感じるようになった。
※尚、2015年3月に突発性難聴(完治済)を患い、ステロイド薬服用中、左膝裏側付近に、薄紙が張り付いた感覚が突然発現し、常時感じるようになった。
但し、大きな不快感もなく、運動機能的にも問題なかった為、経過観察をしていた。
現在の症状は、この時の疾病が起因しているのかもしれません。
2016年11月中旬頃は、妻が大病を患っていました。これによる心理的な負荷が高かったことも今回病気発症と関連しているかもしれません。
<当地病院における診察結果>
【整形外科】
・腰のMRIに、膨隆型のヘルニアが見つかったことから、腰椎間板ヘルニアの診断で、治療を進めてきた。
・処方薬の多くは効かなかったが、リリカのみ、飲み始め初期は効果を感じた。しかし症状改善が見られず断念。断薬後、しばらくは逆に症状が悪化した。
・担当医師の最終結論として、
「あなたの症状は、腰椎間板ヘルニアによるものでないと思う。あなたの膨隆型のヘルニアはたいしたものではない為」
「これまで何万人と患者を診てきたが、あなたのような症状は初めてだ。うちでは、これ以上の診察は無理だ。精神性の病ではないか、精神科に診てもらったほうがよい」と言われている。
【神経内科】
・脊髄、筋肉、脳の病気を疑い、MRIを、腰、首、頭に行った。更に、足と腕に電流を通し、反応時間測定等の検査を行った。結果、問題が見つからなかった。
・検査結果に問題がなかった為、これ以上の診察不要となった。
以上、長文となり、誠に申し訳ございません。
大変恐れ入りますが、先生の御対応が可能でございましたら、御連絡頂ければ、幸いに存じます。
。
症状的には神経内科系の疾患と思いますが、それは末梢(腰椎部分)にブロックを行うことでだいたい判断がつきます。腰部硬膜外ブロックを行って改善が見られれば腰部に原因があると判断し、全く効果がなければ、末梢ではなく頚髄や延髄などの中枢に原因があると考えます。どちらに原因があるのか?は実際にブロックを行うことで調べていくしかありません。
初めまして、48歳女性です。
23歳で、前十字靭帯断裂、その後保存療法。
33歳で、出産後ロッキング。その1年後に、またロッキング。
40歳で、前十字靭帯再建・内側半月板縫合。
3年後に、ロッキング。
4年後に、ロッキング、縫合手術、軟骨マイクロフラクチャー。
そして、再建から8年後の29.1下旬にロッキングし、半月板内側切除、
軟骨マイクロフクラクチャーの手術をしました。
2月下旬に、体重をかけると、激痛が走り、MRIの結果、術後の軟骨の急速な損傷と、骨壊死と診断されました。現在は、足底板、膝装具、松葉杖で治療をしており、2週間に1度ヒアルロン注射もしておりますが、あまり効果があるとは感じておりません。また、骨切り・モザイクも勧められますが、もうこれ以上、手術は考えたくありません。
そんな中、このサイトにめぐり合わせていただき、悩みに悩んだ末、相談させていただきました。ケナコルトのさじ加減など、先生のご苦労も読ませていただきました。どうか、先生の診察を受けさせていただけませんでしょうか。MRIの画像もございます。何卒、よろしくお願い申し上げます。
信じられないと思いますが、もしもあなたが早期に私の治療を受けていれば、ACL手術以降の手術は一度も必要のない膝になっています。それほど、私は難治性の膝痛を治せる治療指針を持っているということです。しかし、そんなことを誰も信じませんので私は優雅に「普通の医師」として診療ができています。逆に信じられてしまうと患者が増えすぎて、優雅に治療ができませんので、これでよいと思っています。
さて、膝痛患者は態度が悪い方が多いというのは今も共通しています。例外がないほど共通しています。あなたがそうでないことを祈りますが・・・
つい最近の話ですが、同じく膝痛の患者を治療していて、患者が「夜寝ている間も膝裏からふくらはぎにかけて痛みが出る」というので「それは腰から由来する神経痛ですので、腰部硬膜外ブロックをさせてください」と頼んだのですが、「私は膝が痛いので膝の注射だけでいいです」と治療を拒否されました。私は「神経痛があると、膝痛が倍化するので、神経痛を治すことが膝痛を真に治療するために必要」であることを説明したのですが、それでも治療を拒否されてしまいました。
「あなたは、他の医師が治療しても治らないからここに来てるんですよね? 私の指示に従わないのなら、私もあなたの膝を治せませんよ。私はあなたの幸せを総合的に考えて、ブロックをしたほうがよいと判断しているのですよ」と口論になりました。またもや膝患者特有の医者不信です。私は普通の医師とは違いますので、神経痛から由来する膝痛もたくさん研究しているわけです。しかも、私のブロックは痛くなく安全性が極めて高いというのに、そういった私の技術面の高ささえ信じてもらえないのです。それはブログをお読みになっていないから知り得ないのです。
「一度、ブログの隅々をお読みになって、私という人物を研究なさってください」と最後に捨て台詞で終わりました。私は、私の治療指針に従わない患者を治す暇を持ち合わせておりません。ただでさえ膝治療は赤字であり、奉仕活動で行っているというのに、指示に従わない患者を相手にできるわけがありません。治療を終了させようかと思いましたが、なんとか怒りをこらえて、「注射だけはしてさしあげます」と言って返しました。
このように、無礼、失礼、敬意のない患者の割合が、膝痛患者の8割を超えます。よって、確率から言えば、あなたも敬意のない患者であると推測できます(あくまで確率論)。
なんどもいいますが、私は「現医学で治らない症状を治すことを専門」とする医師ですので、他の医師とは治療方針が大きく異なります。しかし、私の治療を患者のつたない頭脳で考えて、それを拒否されてもらっては、治療にさえなりません。私がどれだけ研究し、治療方針を考えているか?を知りたいのであれば、隅々までブログを読んでくださいと申し上げたいのです。それで信頼と敬意が芽生えた患者だけを私は診察します。それ以外の患者を相手にすることは時間の無駄であり、私はもっと重症な方が他の治療に日々追われていますので、赤字になる膝治療で不信感を持つ患者を相手にできません。
こうやって返事を書いているのに、上記の患者も結局治療方針に従わないので驚いている次第です。はっきり言って膝痛の患者は8割以上が無礼者です。他の症状の患者たちは、多くが私に敬意をもって来院されますので。膝痛特有です。膝は命に関わらないからでしょう。
この文章はあなたに対して述べているのではありません。このブログを読む膝痛患者たちに対しての文章です。膝痛患者は毎回、この調子なのであきれ返っています。
福岡県の68歳男性です。2016年6月末にもともと慢性腰痛でしたが、今までに経験のない右腰の激痛が発生、鍼治療を行い3~4日で腰痛は軽減しましたが、右膝にも痛みがあり、整形外科を受診、腰と膝を調べましたが、異常が見つからず様子を見ましょうということでした。私も腰の発作的な痛みから足の筋を痛めたものと思っておりました。痛みは軽減したものの半年経過しても右膝の痛みが無くならないため、2017年4月に再び通院し、MRIで検査の結果、右膝関節骨壊死症の診断。近くの大病院を紹介され受診しましたが同様な結果、当初であれば車椅子を指示するが、その段階は過ぎている。今はヒアルロン酸注射で痛みを抑え、いづれ壊死した部分が圧潰するのでその時に手術しましょうと言われショックを受けています。
先生のサイトを拝見し、診察して戴けないか連絡する次第です。MRIの画像は所有しています。宜しくお願いいたします。
手術することなく完治させることができます。その確率は今のところ100%です。私の指示に従わず私と口論して去って行った愚かな患者数名を除いてですが。
車いすではなく、松葉づえをついていただけるのであれば、福岡県でも通院で治療可能です。もちろん、車椅子でもOKですが、羽田空港から当院までの乗り降りが大変かもしれません。
病院お知らせ下さい
MRIの写真持参します
大腿骨膝外課部壊死の診断です
大腿骨の壊死巣は、骨髄が黒、水分が白に映るインテンシティのものが必要であり、MRIなら何でもよいというものではありません。ですから、MRIを持参していただくことはもちろんですが、希望した設定で映していないMRIの場合は、撮影し直ししなければならないこともあります。
2017年3月17日付けでコメントを記載しました「なかむら」です。
このたび、F先生による治療が終了(治癒)しましたので、その経過等をここに報告することといたしました(一部、2017年3月17日付けの記載内容と重複します)。
2016年8月17日:
内視鏡下半月板部分切除術をしました。
以後、中々痛みが引かない状態が続きましたが、リハビリを継続しました。
2017年1月27日:
階段を昇ったときに、ガクンと沈み込むような衝撃を膝に受けました。すると、膝の曲げ伸ばし時にひっかかりが生じる(ときとして、ひっかかりのために膝を伸ばせない)ようになり、かつ、膝を伸ばすと「パキッ」という音がするようになりました。
2017年2月9日:
半月板手術した病院とは別の病院でMRIをとり、骨壊死と診断されました。骨切り術(1か月の入院)と、その後、約数か月のリハビリ、そして、約1~2年後に内部に埋め込んだ金属の支持部材を除去する手術をすることを勧められました。なお、手術をしても痛みがとれるという保障はできないが、骨壊死部分が強く当たらないようになるので、痛みがとれる可能性が高いとの説明を受けました。ちなみに、私本人は、変形性膝関節症という自覚はありません。
2017年4月 4日:F先生による初診で、MRIの結果、上記と同様、骨壊死と診断されました。下面にはくぼみがありました。ロフストランド杖による免荷を開始しました。ケナコルト1回目注射。
2017年4月11日:ケナコルト2回目注射。
2017年4月18日:ケナコルト3回目注射。
2017年4月25日:ケナコルト4回目注射。
2017年5月 9日:ケナコルト5回目注射。
2017年5月23日:ケナコルト6回目注射。
2017年6月 6日:MRIの結果、ほぼ完治(治癒)しており、今後の治療は不要と診断されました。下面のくぼみもほとんどなくなったと診断されました。
・初診から完治までの経緯
F先生に診察していただくことを決意し、3月下旬に、T字杖を購入し、初診前に、自ら免荷を試みました。F先生の過去の記事より、初診時に松葉杖による免荷を指示されると想定していました。いきなり松葉杖はハードルが高いと判断し、とりあえずT字杖で歩く練習をしました。
購入したT字杖は、アルミ製で全体がブラック塗装され、3分割されるものであり、3分割される部分が環状にアルミ色となっているもので、杖としてはかなりオシャレなものです。杖のつき方は、ネットで調べ、勉強しました。人生初めての杖でした。痛めているのは右足ですが、この場合、杖は右手に持つものだと今まで思っておりましたが、反対側の左手に持ち、右足が地面に着地する直前に左手で持った杖を地面に付くことにより、右足着地時にかかる負荷を軽減することや、T字杖の免荷率は約20%程度であることを勉強しました。杖のつき方は、約30分程度の歩行練習で、できるようになりました。
初診時、F先生から、ロフストランド杖を渡されました。松葉杖と思っていましたので、想定外で、それまでの練習により、すぐに簡単につくことができました。
・徹底的な免荷
F先生が記載している事項から推察すると、骨壊死における治癒条件としてケナコルトは必要条件ではなく、あくまでも骨壊死の治癒の必要条件は免荷であり、それを前提としつつ、ケナコルト注射は、骨壊死の治癒確率をより高めるものであること、及び/又は、治癒までの期間を短縮するためのものであること、と理解しました。
そこで、徹底的に免荷をしようと思いました。
私は自宅で文章を作成する仕事としており、自席からトイレまではかなり近く、メジャーで測定をした結果、約7メートルでした。
ここで、自席からトイレに行くときであっても、免荷すべきと考えました。自席からトイレまではわずか7メートルですが、往復ではその2倍の14メートルとなります。1日あたり約10時間程度仕事をしていますが、その間、トイレに行く回数は約7回程度です。そうすると、1日あたり、トイレのために要する移動距離は、「14メートル×7回=98メートル」となり、1日あたり約100メートルとなります。よって、1か月あたり、トイレのためだけに約3キロメートル歩くことになります。3キロメールの移動距離を、免荷すべきか否かを考えれば、当然、免荷すべきと思いました。
また、歯磨きですが、それまでは、洗面室で立って行っていましたが、今回、椅子を購入し、着席して歯磨きをすることにしました。歯磨きを、1日朝晩2回、1回あたり約3分とすると、1日あたり6分、1か月で約3時間となります。3時間、立っているのと座っているのとで、どちらが膝によいかを考えれば、当然、後者だと判断しました。同様に、シャンプー後のブロー等も、必ず座って行うようにしました。
また、私は、トイレは大小かかわらず常に座るようにしていますが、今回、骨壊死になってみて、便座からの立ち上がり時に、かなり膝に負担がかかることがわかりました。一般の机と椅子ですと、膝の曲げ角度は約90度程度ですのでさほど負荷はないですが、便座のような低いものに座ると、膝の曲げ角度(膝内側を中心とする内角)は90度未満となり、このような鋭角状態から立ち上がるときは、かなり膝に負荷がかかります。このため、便座からの立ち上がり時にも、必ず補助棒を握って立ち上がるようにしました。
・膝の回復過程
3月22日:初診前の最初の免荷の翌日ですが、1日だけで、膝の痛みが体感できる程度に減りました。免荷の威力を改めて知りました。
4月5日(ケナコルト1回目の翌日):膝裏のむくみが減った感じがしました。
4月7日:痛みをほとんど感じなくなりました。
4月8日:膝内側に、少しチクチクとした痛みがありました。
4月10日:膝内側に少し痛みがありました。膝の屈伸時に、それまであった皿の裏側のギーギー感が減った感じがしました。
4月12日:膝の屈伸時のひっかかりが減った感じがしました。また、膝の屈伸時の音が少なくなった気がしました。しかし、ときどき、膝内側にピリピリ感がありました。また、皿の裏側のギーギー感はさらに減った感じがしました。
4月21日:たまに、膝内側にピリピリ感がありました。
4月22日:膝内側に、わずかな鈍痛がありました。痛んでいる部分以外も痛むような気がしました。皿の上、膝の裏、膝の下などに、痛みというより、皮膚がピリピリする軽度の神経痛のような感じがありました。
この頃、右足が細くなったことが、目視でわかるようになりました。しかし、右足が細くなったことは、憂慮すべきことではなく、むしろ、しっかりと免荷ができている証拠であると受け止めました(筋力低下は完治後に1年程度かければ元に戻ると思っております)。
5月3日:皿の裏側のギーギー感がかなり減りました。
5月11日:膝内側のチクチク感が大幅に減りました。
5月23日:膝の内側後部の筋の軽い張りのような違和感はありますが、現時点で、痛みは全くなくなりました。
5月26日:都内某所まで出張し(当然免荷)、その後、膝内側の筋に少し張りがありました。
以上の経過をたどり、F先生による初診から約2か月、免荷と、6回のケナコルト注射とで、骨壊死がほぼ治癒しました。私個人としては、奇跡的といいますか、ミラクルというような感じなのですが、F先生からすれば、それは「当然」のことなのでしょう。
今回、F先生の指導下で治療をして本当によかったです。手術や入院を回避することができ、本当にうれしいです。
F先生、A秘書様、ありがとうございました。
通りがかりの者です.ここに書くのが適切かわかりませんでしたが,気になった点が2点あり記載します.
・現時点では膝骨壊死は「壊死」と名前がついていますが,「骨折」が原因と考えられています.最初は免荷が治療の基本で,症状は一旦改善します.ただ,5年単位でみていくと最終的に手術が必要になることが多いです.
・びまん性に見えるT1でlow, STIRや脂肪抑制T2でhighの所見は壊死の所見ではありません.微小骨折周囲の骨髄浮腫です.壊死はT1 lowの線状陰影の末梢側で,循環がないためSTIRや脂肪抑制T2でlowになります.
どっちにしても不要な手術なく,患者さんが満足してくれているので良いことなんですが.少し気になりまして.場違いであればすいません.
貴重なご意見、本当に感謝しています。しかしながら全く同意できません。あなたは「不要な手術なく,患者さんが満足してくれているので良いことなんですが」と言いながら、「最初は免荷が治療の基本で,症状は一旦改善します.ただ,5年単位でみていくと最終的に手術が必要になることが多い」と言い、免荷治療が無駄であるというような言い回しをしています。私は患者を7年間フォローしていますが、私が治療している患者で手術になる患者はほとんど皆無であり、また、骨壊死(骨折と言うべき)を治療後の患者はその後の私のフォローで膝痛はほとんどなく、「手術をすすめられたが、手術しなくて本当によかった」と感謝しています。
一体誰が「5年単位のフォローで手術になることが多い」と述べているのか?それが問題です。そういう発表をする医師は、もともと保存的に治そうとする意志がなく生活指導や装具指導などに熱を入れません。また、一度保存的に膝痛を自力で治した患者は、私の生活指導を非常にしっかり聞き入れ、二度と再発しないよう努力をする者ばかりです。そういう指導努力をしない医師が、5年単位で見ると・・結局手術・・・という自分たちに都合のよい理論を吹聴しているのです。さらに、免荷治療をきちんと指導した後に10年20年とフォローしたとは思えません。膝痛に免荷治療という方法は奇抜な治療法であり、それを何千人にも試して実験できるとは思えませんし、さらにその患者を10年20年とフォローしたなどということを信じるわけには行きません。
こういう考え方をされているのなら、私は本気で、膝を保存的に治療する方法を全国に普及させます。手術でしか膝痛を治せないと思っている医師たちに真っ向勝負します。 さらに付け加えるなら、あなたがたが手術しか方法がないと考えている変形性股関節症も、きちんと関節内注射を行うことができれば、手術なしでフォローできます。どうせ信じないでしょうし、信じたところで股関節内注射でずっとフォローし続ける精神力もないでしょうから、できないと思います。手術不要論を述べても、あなたがたは耳を貸さないことも承知しています。そして西洋医学離れが加速し、大学病院の権威が落ちていることに気づかないでいると、いつか足元をすくわれるでしょう。ネット社会では、医師たちよりも患者の方が、真の情報を流す力があることを、侮りすぎていると思います。いつまでも患者を医師側の都合のいい一方的な情報で騙せる時代が続くと思ったら大間違いです。
医師が考えている以上に患者は賢くなっています。患者を意のままに手術へ誘導し、医療で一儲けできる時代は終わっています。
ちなみに、骨壊死と呼ぼうと骨折と呼ぼうと、そんな名称は私には興味がありません。骨折であるのに、免荷治療をすることなく、ほとんどの医師が人工膝関節に誘導する現状こそが、悪しき愚かな治療であり、それを誘導した医師が、骨壊死(骨折)の事実を知っていたとは思えないことに問題点があるのです。どうかその問題点から目をそらさないでください。
「匿名」様へ
匿名様が記載されている「満足してくれている患者」というのは、私を指すことは明らかですので、私から、骨壊死、免荷、及び手術について、個人的見解を述べさせていただきます。
1.免荷について
(1)匿名様が今までご担当された患者様は、「免荷で症状は一旦改善するが、最終的に手術が必要になることが多い」ということでしょうか。ここで、2つの疑問があります。
一つ目は、「改善」というのは、具体的に何を指すものでしょうか。痛みがなくなった又は軽減したという意味でしょうか。あるいは、画像診断上において骨壊死範囲が小さくなったという意味でしょうか。
画像診断上において骨壊死範囲が小さくなったという意味である場合、その後も免荷を継続しても、骨壊死範囲が再度大きくなったことを意味します。しかし、骨壊死範囲が小さくなり、免荷を継続したとき、多くが、骨壊死範囲が再度大きくなるというのは、理解しがたいです。治癒前に患者が免荷を中止してしまった結果、骨壊死範囲が再度大きくなったのではないでしょうか。
また、痛みがなくなった又は軽減したという意味である場合、その時点での画像診断結果は、どの程度であったのでしょうか。単に、痛みがなくなった又は軽減したことによって、免荷を解除をしたのであれば、それは、指導に問題があると考えます。
(2)また、「免荷」ですが、患者様がどの程度の免荷を行っていたかは、匿名様であってもそれは正確にはわからないと思います。たとえば、T字杖でときどき免荷をする等のいい加減な免荷では、骨壊死は治らないと思います。しかし、患者様は、医師に対し、ちゃんと免荷をしていたと嘘をつくことが十分に考えられます(どちらかといえば、嘘をつくことの方が多いと推察します)。したがって、免荷の程度自体がそもそも不明であることから、免荷がどの程度の効力を発揮したかは、判断できないと思います。私は、トイレ時の立ち座り、入浴時の入浴槽の出入り、歯磨き時に至るまで免荷を実行しました。このように徹底的に免荷をした患者様はどの程度いるかは、不明です。まともな免荷をしていない患者様のみを対象にしているのなら、それは、免荷では治癒しないという結論になるでしょう。
2.「自然治癒する確率は20%、最終的に手術になる確率は80%」というネット上の情報について
ネット上で検索すると、相当数の医師が、骨壊死について、「自然治癒する確率は20%、最終的に手術になる確率は80%」といっておられます。しかし、その根拠は、ほとんど記載されておりません。1つだけ、整形外科でそれなりに有名な先生が、その根拠として、
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15271546
を挙げていることを見つけました。なお、具体的にどこぞの先生であるかについては差し控えさせていただきます。
しかし、上記がなぜ根拠になるのか、私には理解できませんでした。外国人のお偉いさんが発言すれば、それがわが国の根拠となってしまうのでしょうか。
また、骨切り術時に埋め込む人工骨メーカーとして、O社という会社があります。この会社は、骨切り術はこんなにすばらしいものだという冊子を作り、病院の先生の名前を「監修」として表紙に印刷をするサービスをし、くばり歩いています。このようなものです。
https://hiza-itami.jp/hto/voice.html
この中で、最初の「70歳女性」という方の体験談にも、「自然治癒するもしくは骨壊死の進行はしないという20%の確率」という記載があります。そして、それは、前後の文脈からして、「Y病院(横須賀市)のT先生」がおっしゃられたと考えられます。このことからも、80%の確率で手術に至る、というのが現在の常識なのでしょうか。
また、この方の体験談では、「半年間、免荷をしたが治らなかった」とあります。私は、この記載は、骨壊死は免荷では治らないよというO社からの暗なるメッセージであると理解しました。しかし、この患者様は、どの程度の免荷をしたのか(本当に、半年間にわたり、徹底的な免荷をしたのか)は不明です。
さらにまた、免荷開始時の骨壊死のステージにも左右されると思います。いわゆる圧潰後のステージ4であれば、その時点から免荷を行っても治癒の確率は低くなり、ステージ1又は2であれば、治癒の確率は高くなります。したがって、骨壊死時の免荷の効果に言及するのであれば、免荷開始時のステージと併せて議論すべきではないでしょうか。
なお、この「70歳女性」や、次の「75歳女性(主婦)」の文章は、明らかにプロが作成した文章です。70歳や75歳の主婦レベルが書いた文章ではないです(笑)。文章作成業務に従事する者から見れば容易に判別できます。きっとO社が作成した文章でしょう。そうすると、内容を「盛っている」ことは十分に考えられます。
3.匿名様のいう「5年」について
私は、骨壊死と診断された後、骨壊死について、インターネットで日々検索をし、専門の先生方が発信している情報や論文を数多く読み、勉強しました。しかし、今まで、「5年」という数字は一度も発見することができませんでした。この「5年」という根拠は、匿名様の今までの経験値、ということでしょうか。
初めまして
私の母79歳のことです
今年の2月ごろから膝の痛みを訴え
整形外科を受診し左突発性大腿骨内顆骨壊死と診断されました
母の年齢と認知症であることを考えて取り敢えずは疼痛改善と筋力強化のため5ヶ月間リハビリをすることになりました
今までの治療は膝の水を数回抜いたのとヒアルロン酸注射を数回打ちました
生活状況は家の中では杖を使い外出は車椅子を使用しています
母を見ているととても痛そうでいろいろ調べてるところでこのサイトにたどり着きました
是非先生の治療をうけさせてあげたいのですが 診ていただけますでしょうか
よろしくお願いします
東京在住です
私の治療を受けるということは私の指導に従うことを意味し、それは「手術を受けるよりも楽ではない」のですが、それでも来院されますか? 手術をしなければ治らないとされる膝の病気を手術しないで治すわけですから、その分、労力がかかります。労力とは免荷のことを意味します。免荷するために何をどうすればよいか? 本人の頭脳と、介護する者たちの頭脳と都合でまず考えてください。考えて考えて考えて、それでも無理という答えが出るようならば、私のところへ来院する価値がありません。その場合は手術をお勧めします。
初めまして。51才女性、横浜在住、テニスコーチをしています。昨年末より左膝に違和感を感じ、プレーの度に引っかかりや痛みを感じるようになりました。膝を曲げるのも伸ばすのも難しく、近くの整形外科から紹介状を書いてもらい、膝で評判の良いスポーツ整形のある総合病院で、今年2月に「外側半月板断裂」の診断を受けました。
MRI画像診断で今なら半月板の縫合手術も可能とのこと、長期で仕事を休んででも完治を目指したく、念のため膝手術で有名な八王子のスポーツ整形も受診してみました。きっと手術を勧められるだろうと覚悟の上でしたが、より詳しいレントゲンとMRI(複数枚)診断の結果は、半月板の損傷はそれほど酷くなく、痛みは滑膜炎が原因であるとのこと。手術では完治しないのでリハビリで頑張りましょう、という診断でした。
手術を回避できるのならと、仕事は以前の半分(週4〜週2日)にし、週5〜6日やっていた練習やトレーニングは辞めてリハビリに専念して来ました。私の場合、下肢の外旋や骨盤の歪み、背骨の湾曲等の骨のアライメントを整えて、膝に負担の少ない筋トレや体幹を強くする、膝の脂肪体マッサージやストレッチ、インソール…考えられる事は全てやりました。
膝の状態はとても良かったり、腫れをぶり返したり、明らかに良くなったところもありますが、少しづつ練習を再開すると腫れる、休むの繰り返しで、やはり仕事(レッスン)を続けていた事もあり、一進一退の感が歪めませんでした。
リハビリを始めて5ヶ月…滑膜炎の原因は自分の今までのバランスの悪さやオーバーワークであると理解していますが、あの時手術を回避した判断が正しかったのか…
このままでは完治は難しく競技復帰どころか、コーチ業も続けられなくなるのでは、という不安が増すばかりです。
ここまでの間、安静、アイシング、痛みの出ないリハビリ以外の治療(ヒアルロン酸注射等)は全くしていません。
その事もあり、滑膜炎の根本的な治療法は無いのだろうかとネットを検索している時に、こちらのサイトに出会いました。骨壊死、ケナコルト注射、免荷の重要性、知らなかった事ばかりでしたが、私の膝も完治の可能性があるのかもと思えて希望が見えた思いでした。
そして、今まで親身に関わって下さった整形外科の先生方、理学療法士の方々に感謝の気持ちを持つのと同時に、今の保険制度によって治療方法が制限されている現状も知ることもできました。
突然長々と書いてしまいましたが、先生のご指導、治療を受けさせて頂けるのでしたら、仕事を長期で休めるよう調整し、治療に際して先生に負担のない様対価をお支払いして、完治に向けて頑張りたいので、ぜひ一度受診させて頂きたく、よろしくお願い致します。
お忙しい中、勝手なお願いばかりで恐縮ですが、ご連絡をお待ちしております。
スポーツのプロの方ですから、膝の治療は死活問題でしょう。とりあえず手術を選ばないでよかったです。私の指導に従えば治せると思います。指導の中には「腱引き」との併用があります。「腱引き」はプロスポーツ界でも知る人ぞ知ると言われるといても優秀な治療秘技ですのでご期待ください。
初めてコメントいたします。80歳の母、埼玉県在住です。
整形外科医から、レントゲンを見て(MRI画像はありません。)膝が骨壊死なので、歯に金歯をかぶせるようにし、人工関節手術をしましょうと勧められ、良くはならないからと、指示されるまま、手術の予約をしました。その時はどうしてよいものはわからず、ナースからは、会社とタイアップして、しっかりとしたプログラムになっていると説明を受けました。
しかし、帰宅してから、ずっと悩んでいます。母の為にこれで良かったのかと。母は、現在、膝の痛みは無く、普通に元気に歩き、運動もしています。
先生のサイトを拝見し、診察していただきたくコメントいたしました。
何卒よろしくお願い申し上げます。
手術は不要です。手術しなければいずれは変形して手術ということもありません(ある程度の自己管理は必要になりますが)。問題は、手術をしないで完治させるという私のやり方は、日本では私しか行っていません(行っていたとしても私ほどの実績はありません)。これは「私はすごいんだ」と言いたいのではなく、私の行う治療は、私のオリジナルですから、他の医師の意見は参考にならないし、参考にしてはいけないという意味です。さらに私の指導をしっかり守っていただかなければなりませんという意味です。守って治すという意志がしっかり必要です。
今年8月くらいから右膝に違和感があり、放置してましたが3週間ぼどまえ引越でかなり重い物を運び一気に痛みが出ました。近くの整形外科に通ってます。レントゲン異常なしで軟骨が薄くなっているのでということでみずぬきとヒアルロン酸注射を2週間ほどしてますが効果はなく悪化している状況です。症状は安静時は痛みがなくたまに疼きます。歩行は数分歩くと激しい痛みに襲われます。可能であれば治療を受けたくお願いできないでしょうか。よろしくお願いいたします。57歳男性です。
壊死していないのであれば治療は比較的たやすいと思います。また、ヒーリングによっても治療が促進されると思います。秘書からのメールをお待ちください。
27歳、千葉県に住んでいる男性です。
先天性のクル病を患っています。
幼い頃から千葉にある病院に定期的に通っていました。
21歳の時、股関節が痛いなと思い近くの整形外科を受診すると股関節にヒビ(ほぼ骨折)が入っていました。
幼い頃から定期的に通っていた病院の勧めもあり、東京にある病院に移りました。
そこから数ヶ月、松葉杖をついて、お医者様の許可おりてから松葉杖なしの生活に戻りました。
それから千葉の病院から勧めていただいた病院で24歳の時、定期的にクル病(骨軟化症)と股関節を観ていただいている時に軟骨がすり減っているのがわかりました。
そこからは定期診断はその病院で続けて、リハビリは股関節にヒビが入った時に観ていただいた病院で行なっています。
昨年まで、下り階段、しゃがむ等がきつい程度でしたが、無理しなければ痛みはわずかしかありませんでした。
ですが、最近になって普通に歩くだけで痛いですし、横になっている時も違和感がある日があります。
レントゲン上では軟骨のすり減りは変化がないと言われて、リハビリでは、筋肉の問題かもなどと言われるだけでリハビリ内容はほぼ変わっていません。
人工股関節を考えてもいいと言われました。
なぜだろうと毎日不安で様々なホームページを見て、調べていました。
そんな時にこちらを拝見させていただきました。
[免荷治療で人工股関節や人工膝関節置換術を防ぐことができ、かつ変形も止めることができるだろう。]
とてと勇気を頂きました。
現状の病院ですと、少しずつ進行していくからそれをできるだけ遅くしていこうという病院(リハビリ)、少し話して流れ作業のような形で診察が終わりと言った感じ(定期的に見ていただいてる東京の病院)で進行をより遅くすることはできないのではないのだろうと思っています。
是非、一度ドクターに診て頂きたいです。ドクターを紹介していただけませんでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。
先天性くる病という難病をわずらっておられるということですが、くる病→だから股関節が痛い という単純すぎる思考は一旦お休みになった方がよろしいでしょう。また軟骨が正常だから大丈夫と考える医師たちの「単純すぎる思考」を信じる必要もありません。単純すぎる思考は間違った解決策に導きます。
免荷療法はとても有効ですが、まず原因をしっかり考えることです。
1、食生活
2、体重
3、普段の仕事量
4、神経痛
5、関節炎
6、骨壊死(骨髄レベルでの骨折)
これらを総合的に考えてはじめて正しい解決策を提示していくことができます。年明けに診察させていただければ幸いです。
はじめまして。神奈川在住61才男性です。クライミング関係の仕事をしています。3ヶ月程前から、クライミングで右足に全体重をかけて捻ると右膝外側に激痛がはしるようになりました。掛かりつけの接骨院で治療を受けましたが、症状は改善されず、先週にMRIによる検査を進められました。結果、骨が壊死しているので大きな病院での治療を進められました。とりあえず近所の大きな病院のスポーツ整形の予約を取りましたが、不安なためネット調べているうちに、こちらのサイトに辿り着きました。そちらでの診察は可能でしょうか。正座やスクワットや登山では全く痛みがありません。日常生活は問題ありませんが、クライミングで限界を超えた動きが出来ません。歳だからほどほどになどと言わずに、どうかよろしくお願いいたします。
膝の骨壊死の治療は、この数年で何十名と全治へと導いていますので私の指導に従えばおそらく全治へと導くことができると思います。ただし、膝治療は私に診療所では採算が合わず赤字になります。つまり商売としては歓迎されておりません。採算が合わないのに治療をしている理由は「他の医師たちが治せない」ので仕方なくです。私が治療しなければ、他に治療ができる人がいないのでやるしかないのです。
よって、患者の立場としては多少遠慮気味に私たちへの気遣いをお願いしたいという事情がございます。横柄な態度で診療の予約をとること、診療所で質問攻めにして診療時間を多くとることをお控えいただくことが「私たちへのおもいやり」となります。
こんなことをわざわざ書かなければならない理由は、「膝の患者は命がかかっていないので、他の重症患者様と比較して、迷惑患者が多い」からです。そして知らず知らずに他の重症患者たちに迷惑をかけてしまいます。かつ、採算が合わないのですから・・・大変です。
朗報としては医療秘書Aが超能力者であり骨折部分を通常よりも早く治すヒーリングの能力を持っていることです。ある程度期待できますので治療期間の短縮につながると思います。
すみません。質問があります。
是非、先生の診察を受けたいのですが
スマホでメールする状況下にしか無い為
コメントを書き込みして良いものか
お伺いしたくメール致しました。
現在の状態は一年前に膝の半月板を
縫合。その後痛みが止まらず他病院で
骨壊死が見られるとの事でした。
宜しくお願い致します。
昨年も膝骨壊死の方が私のところにたくさん来られました。ほぼ全員よくなっております。ぜひ来院ください。早い方がよろしいでしょう。
私は相模原市在住、63歳の女性です。2011年に右膝半月板損傷の為手術を受けましたが、痛みがとれず2013年に高位頸骨骨きり術を受けました。以前程の痛みはないもののやはり痛みは今もあります。仕方がないとあきらめています。
2017年12月始めにいきなり夜間に今度は左膝に激しい痛みが襲い、毎晩痛くて眠れない程でした。2018年1月半ば頃から昼間、安静にしている時もぎゅっとした痛みが度々起こり、2月5日に右膝手術を受けた病院でレントゲンを撮って頂きました。結果は、骨に異常はないとの事でした。9日にMRIを撮って頂き、結果は、右膝と同じ半月板損傷との事でした。左膝も右膝と同じ手術をするのがベストですと言われました。
私は、手術は回避したいと考えています。
先生のサイトに出会えて目から鱗の心境です。
先生の論文及び患者さんたちの質問を全て拝見させて頂きました。先生が1つ1つ丁寧にお答え下さっておられるのがとても嬉しく
是非、是非先生に診察して頂きたいと切望し、コメントさせて頂きました。
取り留めなくダラダラとした長文ですみません。
何卒よろしくお願い申し上げます。
ていねいにお読みいただきありがとうございます。何も言うことはございませんが、とにかく治療をして、その結果どの程度痛みが取り除けるのかをチェックして治療方針を考えていくことです。痛みの原因がはっきりするのは、治療の反応次第です。
先生はじめまして。長文で失礼致します。左膝で悩んでいる44歳、男です。左膝の異物感や引っ掛かり、挟まった感じが痛く、立ち仕事で歩くのが苦痛になり2017年6月に東京の有名なスポーツ整形外科で診察をしました。MRI、CT、レントゲンを撮り診断は離断性骨軟骨炎で広範囲の骨壊死が認められそれが原因で軟骨が剥がれてるかもしれないと診断され、リハビリを勧められてストレッチと3回に分けて衝撃波という電気治療を行いましたが効果はなく、11月14日に手術に踏み切りました。内視鏡で行いましたが軟骨がバサバサな鳥の羽のような状態で酷い状態だったのでクリーニングしてドリリングで出血させて軟骨に似た組織が出来るのに半年掛かると言われました。術後6週は体重は掛けてはいけない両松葉杖で8週(1月17日)で松葉杖が取れてリハビリ(ストレッチ)に専念しましたが、今年2月に診察がありました。自転車を平坦ですが長距離乗ってしまったと伝えたら「もしかしたらまた剥がれているかもしれないよ。無理しないように」と言われました。ヒアルロン酸の注射を勧められましたが、効果が無いと聞いたことがあり断りました。3月現在も2月の頃と変わらずかなり違和感あり歩くのも苦痛で手術した事に後悔しております。イメージとしては膝の皿の下付近が焼き餅があるような感じで鈍痛があり、膝が不安定で歩き難い状態で仕事も復帰しなければとリハビリを無理し過ぎてしまったのかと自分を責めたりもしていました。このまま歩けなくなるのではないかと不安と絶望感で悩んでいたらこのサイトにたどり着きました。是非、一度先生に診断していただきたく、お願いしたいのですが、東京のどちらなのでしょうか?長文で申し訳ありませんがよろしくお願い致します。
MRIを撮影していただき、その結果のDVDまたはCDをこちらに持参していただくと助かるのですが・・・それが難しいのならこちらで他の病院にMRIを依頼しますが、少々面倒なので。
外科医とは残酷なもので、自分の行う手術が正しいと思い込む癖がついているようです。関節鏡というのは多少技術が必要で、整形外科医はその技術を身に着けるために練習台を見つけなければなりません。そのため、「治るか治らないか?」などという正義はそっちののけで、練習のために患者に手術をするようそそのかすことが常態化しております。私は、そうした医療を見て見ぬ振りができなかった人間です。だからこそ現在のような治療技術を身に着けております。どうぞ私の元へご来院ください。
お忙しいところ返信、誠にありがとうございます。そのような正義感のある先生がいてくれた事に有り難く思っております。
練習台になるなんて勘弁してほしいですね!とても参考になりました。
MRIとレントゲンを先月の2月9日に診察時に撮影した物がありますがそれでもよろしいでしょうか?先程、撮影した整形外科に問い合わせをしたら今週中、遅くても来週月曜日にDVDをお渡し出来るかもしれないと回答がありました。
すいませんが回答よろしくお願い致します。
考えてみれば病気を治すときに「誰にかかるか?」で人生ががらっと変わります。軽症であれば問題なし。しかし今の医学で手に負えないものであったなら(特にこのHPにやってくるような人たち)、優秀な医師や治療師に出会わなければ正しい道に導いてもらうことが難しくなります。
すると世の中は縁でいかようにもなることが理解できると思います。縁は努力ではどうにもなりません。なぜなら良縁を見抜く目が普通の人には存在しないからです。唯一、良縁を導く方法は「感謝の気持ちを忘れない」ことであり、欲が深い人は悪縁を自ら引き寄せます。私とあなたの縁が実を結ぶかどうかは、感謝の気持ちや、欲深さと関係します。
医療秘書Aから連絡差し上げますのでしばしお待ちください。
初めての投稿です。
私の知り合い(40代後半女性)で、ベーカー嚢腫を患っている方が居まして、先日民間マッサージを受けた後に左膝裏に強い痛みと腫れが生じた為、近所の整形外科に受診し、穿刺により滑液を抜いて頂きましたが、1週間経っても痛みと腫れが治りません。
手術も視野に入れておりますが、担当医師からは予後が良くない事が多いので勧められないと言われました。
日常生活にも支障が出ているので、出来るだけ早く治す、又は取り急ぎ痛みを止めてあげたいので、先生の診察を受けさせたいです。
なお、M R Iの画像は手元に有りますのでお持ち致します。
ご返信お待ち致しております。
まず大きな誤解を解きましょう。ベーカー嚢胞と膝の痛みは別物です。ベーカー嚢胞は炎症して水腫が出来て、それが後方に回っているものであり、痛みの原因ではなく、痛みや炎症の結果です。原因は別にありますので、原因を治療しなければなりません。それなのに、原因を無視して、結果であるベーカー嚢胞を処理しても、全く治療にならないということを知りましょう。
担当医は、本来ならばそういうことをあなたに教えるべきなのですが、教えたところで「痛みを取り除き、原因を除去できる手段を持たない」ために、教えた内容は全て「その場をごまかすための適当な話」として受け取られることがわかっています。だから教えようにも教えられないという状況下にあります。だから手術しても成績が良くないと真実を述べています。
担当医はまだ良心が残っている方だと思いますが、意地悪な医者であれば「じゃあさっそく手術をしましょう」と言って平気で手術を行います。治らないことは初めからわかっていますが、こうでもしなければあなたを黙らせることができませんので手術して病院をもうけさせるということをします。
医師には裏事情というものがあります。そして医師は不平不満をだまらせるために不要な手術をするということを実際にやっています。そういう医者に当たらないためには、あなた方が感謝の気持ちをもって人と接しているか?にかかっています。感謝の気持ちを示す患者に医師は意地悪をしませんが、不満ばかりをこぼす患者の前では医師も悪魔に代わることがあります。
とても基本的な話なのですが、感謝する心が欠けている者はどこかで必ずジョーカーを引いてしまいます。私とこうして問答していることでさえ、すでに感謝の気持ちが発生していなければなりませんが、感謝の気持ちを表すことができますか? 医療とは心と心のぶつかりあいでいかようにも変わるものです。ガイドライン通りにすれば全員治るというような単純なものではないことをまず知る必要があります。
先生、ご教授頂きまして、ありがとうございます。
不勉強な中での質問で大変失礼致しました。
原因を知るべき事が大事というお言葉、感謝の気持ちを持つ心、肝に銘じます。
是非、先生の診察を受けさせて頂きたいです。
よろしくお願い致します。
一つ、問題があるとすれば、紹介患者はこのサイトを勉強していないので私の指導に従わず、感謝どころか不信感を持つ方が多いことです。まあ、来院すれば感謝や信頼を持てる方なのかどうかがわかります。その時の状況で前に進むか治療をやめるかが決まりますので、万一治療中断という判断になったとしてもご立腹なさらないでください。信じない者を救うことはできません。信じるためにはその患者様のこれまで生きて来た「生い立ち」が関係してきます。
このように書く理由は、実際にトラブルを起こしそうな気配が、文章から読み取れるからなのです。あなたのことを心配しているのではなく、当事者の方の心配ですね。ですから、当事者の方が乗り気ではない場合は、あなたも無理に勧めない方がよいと思います。
わたしは右膝の外側のひっかかりに少しこころ弱くなっております。先生の御指導承りたく投稿致しました。時間の都合がつきますので、宜しくお願いします。
>右膝の外側のひっかかりに少しこころ弱く
の意味があまりよくわかりませんが、まあ、関節内注射で軽減させることができるのではないかと思います。関西にお住まいとのことですが、東京までこられますか? 東京まで来なくても、優秀な医者がどこかにいるような気もしますが、安心を得たいのであればいらしてください。
早々のご返事ありがとうございますわたしは以前に右膝の内側の内視鏡手術を経験しております。右膝の外側のひっかかりの症状は6年位前より発生しております。歩き始めは少しつらい状態です。安心を頂きたいので、先生の診察を宜しくお願い致します。
医療秘書のAと申します。あなたさまの連絡先のご連絡させていただきました。ご確認いただければ幸いです。
わたしの母は、変形性膝関節症と大腿骨内顆部無腐生壊死の2つの診断がついています。去年の3月頃から右膝がパンパンに腫れてからヒアルロン酸注射を何度かしています。現在は、右足がO脚のように曲がっています。
病院では、筋力をつけるよう言われたようで毎朝30分の散歩をしています。
整骨院でもお灸や全身マッサージ、電気マッサージをしているとの事です。
また、杖の使い方ですが、杖は痛い方の足の手で支えた方がいいと聞きましたがあっていますか?体と手のバランスで長さを決めた方がいいのでしょうか?
わたしは今まで、この症状の知識がなく病院の先生に言われたならと治療に何も言わなかったのですが、先生のお言葉を読んでいると治療を変えた方がいいのかなと思いました。何かアドバイスがありましたら教えて頂きたいと思います。よろしくお願い致します。
杖はロフストランド杖を用いること。そして痛い方の足と反対側につくことが必要です。ヒアルロン酸の注射は無効ですので意味が全くありません。よいアドバイスは「私のところへ来院する」ことです。というのも膝の骨壊死の治療を保存的にできる医師が私以外にはいないからです。他の医師に治療を依頼することができないので私のところへ来る以外にあまりよい方法はありません。
骨壊死の状態で歩き続けるとO脚がどんどん進みます。ただし、ある程度進むと骨が固まって痛みがあまり出なくなります。それには数年以上かかるでしょう。
ご返信ありがとうございます。
ぜひ、診察していただきたいです。
どうすればよろしいでしょうか?よろしくお願い致します。
医療秘書のAと申します。すでにあなたさまの連絡先にご連絡させていただいております。お手数おかけいたしますが、ご確認いただければ幸いです。
初めて投稿させて頂きます。
大阪在住の45歳の主婦です。
ゴールデンウィーク頃から左膝が痛みがあり
病院に行くと半月板が老化してるのでヒアルロン酸を勧められ4回打ちましたが改善されませんでした。
その後、整体などにも行きましたが効果がなく
6/5に他の病院でMRIを撮りました。
骨壊死と診断。手術を勧められました。
減量すると痛みもマシになるとの事だったのでダイエット始めました。
6/25に水25CC抜き骨を強くする薬があるので試してみる事になり、リセドロン酸ナトリウム、エディロールを処方してもらい飲んでいます。(骨密度は正常値です)
6/30頃から痛みが強く辛くどうしようもありません。家に松葉杖があったので使用している状態です。どういう治療がいいのかわからない時に先生のサイトに出会いました。
お忙しいところ申し訳ありませんが先生に見て頂きたいと思っています。
よろしくお願い致します。
初めまして。膝骨壊死の56歳主婦です。
ネットでこちらのサイトにたどり着き拝見しました。
一度伺いたいので連絡先をお知らせ願いますでしょうか。
よろしくお願い致します。
膝の骨壊死を治すために必要なことは 何を信じるか?を明確にすることです。医学を信じるという方は、私を信じることにはなっていません。また、信じずに治せるほど甘い疾患ではありません。信じるとは口先だけで言うのではなく、信じたことの証として、自然とあなたが私に敬意を払うというものです。敬意は「他の医者が治せないものを治す」にあたり必要なものであり、それがないと結局私の指示に従わないので治せません。この病気を治すのに、大阪から東京まで通院し、すでに半年以上経過している方もいます。それは私に敬意があるからできることであり、この難病を治すにはそのくらいの心構えが必要だということです。あなたの書き込みからは敬意を感じとりにくいのですが、大丈夫でしょうか?