治療成績
全治7例 著効2例 改善3例 無効4例 1回中断2例
全治:1か月以上症状が3割以下の状態、著効:症状が5割以下が1週間以上継続、改善:それ以外の改善度考察
1回で中断の2例はおそらく全治例であると思われるが、ここではカウントせず、全16例とする。治療法は傍神経根ブロック。その有効率は12/16(75.0%)と腰周辺の治療有効率よりも低い。
しかし、全治例は約半数であり腰関連の痛みの全治率よりも際立って高いのが特徴である。
治りにくいとされる肩こり・上肢帯の痛みに対して有効率75%は極めて優秀な治療成績と思われる。神経根ブロックはリスクもあるためたやすく模倣しないことを勧める。