肋骨骨折をご加持で即座に全治させた例(超療5)

はじめに

一般的に骨折が骨癒合に至るまでには4週間~8週間を要します。肋骨は非常に骨癒合しやすい器官ですが、それでも6週間くらいはかかり、最初の3週間は激痛のため深呼吸や寝返りさえも困難という状態に陥ります。ここでは、肋骨骨折の1病日にA氏によるご加持行い、数日後には痛みがほとんど消失し、2週間後に撮影したレントゲンで骨癒合しているという通常では考えられない速さで治癒した例を経験しましたので報告します。

症例 51歳男性

主訴 左肋部痛(第10肋骨骨折)

現病歴

11/20サーフィン中、サーフボードが左わき腹にぶつかり受傷。同日救急外来で左第10肋骨骨折と診断され胸部固定帯固定、消炎鎮痛剤の処方で経過観察となる。翌日11/21に当院受診予定日のため来院。

現症

呼吸時に痛みが走る、笑うと激痛が走る、寝返りができない

治療

前医では「骨折が治るのを待つしかありません。他に方法がありません。」と言われる。当院では疼痛緩和目的にAによる加持を行う。

治療経過

  • 加持直後痛みが10→7(3割減)となる。
  • 翌日は痛みが10→5。
  • 翌々日は鎮痛剤が不要となり胸部固定帯をはずしても痛みがほとんどなかったので固定を自己判断で中止した。
  • 2週間後の12/1に来院時には痛みが10→1となる。

12/1の左肋骨単純XP 骨折部は仮骨が盛り上がり骨癒合していた。受傷2週間以内に骨癒合が起こっている。

ご加持治療の考察

受傷第1病日に加持を行い、第3病日には固定帯が不要となったことより、おそらく第3病日には骨癒合がほぼ完成していたと推測します。通常、肋骨骨折は呼吸と共に骨折部が動いてしまうため痛みが軽減するには3週間以上かかります。本症例では加持により3週間以上かかる治療日数をわずか3日にまで短縮させることができたことを推測させます。
ご加持には骨癒合を促進させる命令波動が含まれると思われ、それにより骨化のスピードが著しく加速したと思われます。このように骨癒合の促進をご加持で行えるのであれば、欠落した軟骨部分の再生などを呼び起こせる可能性が期待され、変形性膝関節症、変形性股関節症で手術を避けられないと言われている人々を手術せずに改善させることができる可能性があります。そこで、この症例を契機に私たちは変形性関節症のご加持治療にも手掛けることにしました。

癒合速度10倍以上という治療力

骨癒合は成人男性であれば4~6週間(1ヵ月~1ヵ月半)を要します。ご加持による波動は骨芽細胞に対し分裂と石灰化を促進する命令を発したと推測され、治療スピードは通常の10倍以上となりました。
この治療は極めて実用性が高いものです。例えば、膝の骨壊死により、膝関節の手術が不可避と言われた患者を例に挙げましょう。私たちは、これまでケナコルト注射と免荷により骨壊死部を全治まで改善させ、来院した90%以上の患者に対し手術を回避させてきました。
ところが、そのためには免荷を6週間行わなければならず、それができない例がありました。しかしながら、Aのご加持により、骨梁の再建を通常の10倍以上の速度で達成することができれば、免荷は数日でよいことになり、ほとんどの症例を手術することなく全治にさせることができます。
また、軟骨再生にも光明があり、これまでは擦り減った軟骨は元に戻らないと言われていましたが、これを即座に再生させることが期待でき、変形した関節を手術することなく改善させることができる可能性があります。軟骨は元に戻らないのではなく、私は戻る速度が遅いために消耗する速度に勝てないというだけであると推測します。それが証拠に、関節内で遊離した軟骨は、成長を続けることが知られています。つまり、再生スピードが消耗スピードを上回れば、事実上軟骨は再生されていくはずであり、ご加持がそれを可能にすると思っています。
軟骨が再生されれば、腰椎や頸椎の椎間関節も再生され、すべり症や椎間孔狭窄が改善していくことも可能と思われます。スポーツ選手の現役復帰もかなり治療期間の短縮ができると思われます。今後の研究にご期待ください。