意識体とは俗に言えば魂です。それが実在するかしないかはあまり重要ではありません。小さな昆虫にさえ意識は存在し、おそらく単細胞生物にも意識があるでしょう。しかしながら意識には量があり、細胞の種類と量によって「意識体を保持できる量」に差があると思います。さらに意識は、日内変動を起こし、夜寝ている間は意識体を多く保持することはできず、昼間起きている間は意識体を多く保持できると思われます。
意識体は現在の私たちの科学では考えつかない種類の波動であり、脳細胞から出たり入ったりが可能で、他の物質にこびりつく(吸収される)こともあり、伝播することもあると思います。脳細胞が多いほど、一度に蓄えられる意識体の質量が多くなると考えられ、当然ながら動物たちも意識体を持ちますが、蓄えられる量が人間よりも少ないと思われます。さらに言えば植物にも多少の意識体を蓄えることができるように思います。
意識体はソフトが入っていない脳では記憶や計算さえまともにできませんが、脳をトレーニングして、学習してソフトをたくさん取り込めば、意識体自体を大きく膨らますことができ、どんどん高度な意識体になります。アインシュタインはそれを物理学という分野で高度に発展させたわけです。
そして特殊な人間は他の意識体を操ったり、感じたり、意識体同士でコミュニケーションを持つソフトをインストールします。それが巫女やシャーマンの脳です。意識体とコミュニケーションをとるソフトをインストールすると、今まで見えなかった世界が見え始めます。植物や昆虫、山や空気にさえ意識体があることに気づき、そして意識体全体をまとめる大いなる意識体が自分と住んでいる別次元の世界に存在することも知るようになります。
重要なことは私たちが脳の中にどのようなソフトをインストールするか?で意識のサイズが大きくなり、他の人には理解できないようなずば抜けた超能力を獲得できるようになるということです。
このように私が考えた理由は、実際に他人の意識体を自分の脳に移植できる能力がある人間と毎日24時間関わっているからです。自分の脳は自分の意識体だけで満たされるわけではなく、他の意識体を半分だけ受け入れ、その意識体にしゃべらせる・思いのままに行動させることができることを知る機会があったからです。
また、二重人格は意識体を二つ抱えてしまう場合に起こり、急な人格変化は意識体を完全に乗っ取られることで起こることがあると考えます。
ただし、意識体は現在の37兆個の体細胞の意識の総意であるため、他の意識体が入ったままであると拒絶反応を起こし、長くは生きていられないと思います。
意識体はある種の波動であると思われ、風を起こすことや物体を動かすこともあると思われます。また、この波動は方向や広がり方が様々あり、レーザー光線のように集約されると遠方の人にも伝わり、広域に広がれば近くにいる多くに伝わるのではと推測します。つまり1000キロ離れた家族に自分の死を伝えることもできるものと推測します。また意識体は時空をも超えることがあるからこそ、予言や遠隔操作が可能なのだと思います。
人が死んでしまうと意識体が消えるのかと言えばそうではなく、近くの物体や土地、人に当分の間磁石のように引っ付いていると考えます。そう考える理由は、家族を亡くしてまだ間もない方が意識体に体を貸すことのできる能力者に近づくと、能力者に亡くなった人の意識が乗り移る現象がしばしばあるからです。
英語圏の意識体が日本語圏の人に乗り移るとどうなるのかという疑問がありますが、基本的に乗り移られた人の脳にインプットされている言語ソフトに依存すると思われます。しかしながら、乗り移られた人が全く話さない言語を話すこともあり得るかもしれません。