はじめに
超能力による難病治療研究4として加持治療による奇蹟的な治療例を報告します。これまでの医学常識を超えた驚異的な改善例です。
症例 52歳男性
主訴 左TAの筋力低下MMT=3 左L5エリアの疼痛 腰痛
半年前から徐々に上記の症状が進行し、職務(タクシードライバー)を継続できなくなる寸前で2017/11/11に当院来院。
画像診断
画像所見
正面像腰椎は側彎と捻じれがかなり強い(硬膜外ブロックが難しい)
正面像でL5/S1左側(向かって右)に大きな骨棘変形があり、これが本症例の原因と考えられる
側面像ではL5に見える最下部の腰椎は、実はS1であり、S1のL6化という移行椎のある破格(奇形)が存在する
側面像L5/S1の椎間は狭く、椎間孔は極めて狭くなっている(症状の原因)
治療経過
- 11/11腰部硬膜外ブロックをL3/4から行う
- 11/18来院時に全開ブロックが全く効果がないと告げられた
- 腰椎が極端に捻じれ変形していることとS1の破格があることでブロックが難しいと思われ、初回はうまくはいらなかった可能性があった。よって2回目の腰部硬膜外ブロックは注意深く確実に効かせた
- 12/2 2回目のブロックも効果はなく来院時症状は全く改善しないばかりか右下肢にビリビリと電気が走る感覚が新たに出現したと告げられた。 腰部硬膜外ブロックが右下肢の新たな症状の引き金になった可能性は否定できないが詳細・原因は不明。手技的に神経を傷つけるようなことは一切していない。
手術適応症例
治療無効かつ左下肢・前脛骨筋の筋力低下(麻痺)を認める難治性脊柱管狭窄症であり、通常、この状態は手術の絶対適応となる。
無理難題の脊柱管狭窄症に頭を悩ます
- 腰痛と左下肢麻痺は仕事の継続が不可能なレベルにまで進行
- 通常は手術不可避であり下肢麻痺は手術の適応となる
- 硬膜外ブロックは腰椎の捻転のため極めて難しく他の医師に紹介することができない
- 高度な変形にもかかわらずブロックを行ったが無効どころか悪化の兆しがあり、そのきっかけはブロックであると訴えられている
- 今後の治療は神経根ブロック以外に残されていないという崖っぷちに立たされている(私も患者も)
八方塞がりを加持で打開
一般的に普通の医師であれば、まず硬膜外ブロックさえ着手しません。難易度が高く失敗の可能性が高くリスクも高いからです。よってたいていは「痛み止めの薬漬け」にして難を逃れます(医師の立場)。しかし、私は「最後の砦」を張っている医師であり最後まであきらめません。よって左右両側の神経根ブロックを行うことを決意します。ただし、ブロックで悪化したと訴えている患者ですのでうまくいく保証はありません。そこで私はAにヒーリングを依頼します。この絶体絶命の難局を打開できないか? 打診するためです。
下肢麻痺・知覚異常・腰痛への加持治療
整形外科的には打つ手なしの絶体絶命の腰部脊柱管狭窄症ですが、Aは快くひきうけてくれました。そればかりか患者の様子をみて私が依頼する前に加持を試みたいと思っていたようてす。およそ5分ほどのヒーリングを行いました。
加持治療結果
加持終了5分後、左下肢の麻痺は改善しMMT3がMMT5-へとなりました。右下肢のしびれは半減しました。腰痛は3割減となりました。
ヒーリングの考察
下肢麻痺はもっとも重篤であり腰部脊柱管狭窄症では手術適応とされます。硬膜外ブロックさえも効果を発揮せず、現代医学では打つ手なしの状態ですが、それを加持でわずかな時間で下肢麻痺を回復させた現象は私が整形外科医を長年続けていてもあり得ないほど驚きの事実でした。今後の課題として加持での効果がどの程度持続するか?があります。これは本人の生活態度によって変化するものであり、効果持続時間が加持の絶対評価となり得ませんが、しかし、長く持続するのであれば脊椎手術を回避できる例が増えていくことになりそうです。加持は誰にでもできるテクニックではありませんが、たいへん期待のもてる治療であることは確かです。
加持の脊柱管狭窄症治療への応用
加持とは体細胞に選択的な命令の波動を発することであると推測します。今回の症例では神経根の炎症部分に対して炎症の鎮静化の命令の波動を発し、その結果、局所的に(炎症の起こっている箇所のみ)免疫活動が抑制されて神経根の浮腫が軽減。それにより根動脈の血流が再開し神経組織が健常化→麻痺が回復、となったと思われます。これはまさに神経根ブロックでステロイドを用いたのと同様以上の効果が発揮されたと推測します。
このような加持による消炎効果は例えば難治性の膠原病に効果が期待できます。クローン病や潰瘍性大腸炎、間質性肺炎などにも効果が期待でき、今後の治療成果が楽しみです。