頚・肩・腕・上肢神経痛治療成績
肩こりを治せる医師は日本にそう多くはいません。理由は治す技術がないからではなく、治すためのブロック注射のリスクや苦痛などのマイナス面が治るメリットよりも大きいからです。このリスクや苦痛を回避する技術を医師が収得すれば肩こりや上肢の痛みを根絶治療ができるようになります。その実績です(pdf file
頚・肩・腕・上肢神経痛治療成績)。これは約3年前の実績ですので、現在はこれよりも治療成績が高くなっています。
腰・下肢神経痛治療成績
私は他の医師が治療をあきらめた腰痛・下肢痛患者を積極的に治療しています。そういった難治性の腰下肢痛でも80%以上の患者を満足のいく症状にまで改善させています。これほどまでに保存的に改善するということは、手術の必要性が一般的に言われているよりもずっと少ないことを示します。(pdf file
腰・下肢神経痛治療成績)。
脳梗塞後遺症と誤診されたLSCS
ありえないことではありません。脳梗塞の患者を歩けるようにできる理由は科学的に証明された理屈があります。そもそも脳梗塞後は運動バランスが悪化し、もともと腰痛や肩こりがあった方はたやすく脊椎が悪化し、脊椎病変が主体で歩行能力が低下していきます。よって脊椎への治療を並行して行わなければならないのですが、脳梗塞があるため「脳のせいだ」と誤診することで脊椎病変が放置されるという現状があります。そうした誤診に立ち向かう症例報告です。(pdf file
脳梗塞後遺症と誤診されたLSCS)。
筋力低下・直腸膀胱障害・高度間歇性跛行の保存的治療成績
これらの症状は全て医学書には「保存的にはほとんど治らない」と記載されているものです。それをどうすれば保存的に治すことができるのかの実例です。私が治療しなければ恐らく彼らの多くは脊椎手術を勧められていたのです(pdf file
筋力低下・直腸膀胱障害・高度間歇性跛行を保存的に治療する)。
頻尿治療に腰部硬膜外ブロックが著効した7例
過活動性膀胱の原因のほとんどは仙髄由来です。その中には前立腺肥大と誤診されているものも多数含まれています。実際にブロックで完治させていることが証拠です(pdf file
頻尿治療に腰部硬膜外ブロックが著効した7例)。
直腸膀胱障害の腰部硬膜外ブロックによる治療成績
すでに直腸膀胱障害(尿意頻回)に腰部硬膜外ブロックが劇的な効果があることは「頻尿治療に腰部硬膜外ブロックが著効した7例」で示した。そして直腸膀胱障害が存在する患者の腰椎のほとんどには腰椎すべり症があることを「腰椎すべり症における合併症調査」で示した。その追加報告である(pdf file
直腸膀胱障害の腰部硬膜外ブロックによる治療成績)。
耳鳴り治療症例 実例集
耳鳴りをブロック注射で根治させてしまう治療法が完成。ブロック注射の苦痛はほとんどなく本当に治ります。しかし、治療期間は週1回の治療で3か月から1年を要する場合もあり、根治には忍耐力が必要です。治らなかった人も含めた症例集です(pdf file
耳鳴り治療症例)。
バネ指と誤診された頚神経根症の1例
他の整形外科医でバネ指の治療として注射を受けたが治らないという患者に、神経根ブロックを行い完治させた。私は神経根ブロックのリスクを極限まで縮小できるので、手軽に治療して手軽に診断できる。このような診断法を「治療の診断学」と自ら呼んでいる。しかし、普通の医師には気軽に神経根ブロックを行えない(pdf file
バネ指と誤診された頚神経根症の1例)。
成長痛の特徴を考察する
小児期の不可解な痛みは心因性と医師に思われ、まともな治療もしてもらえないだけでなく、担当医師に非常に嫌がられ、それでもしつこく診療を迫ると精神科を紹介されて暗に診療を拒否されます。しかしそれは真実ではありません。成長痛の概念を正しく知り、正しく治療する方法があります。ここでは8歳女児の5年半に渡る診療内容から、成長痛の真実を考察します(pdf file
成長痛の特徴を考察する)。
成長痛に特徴的なXP画像
世界で初めて、成長痛とXP画像の特徴を関連付けることに成功しました。90.5%の症例で脊柱管距離が物理的に伸ばされる画像所見を認めました。中でもL5高位は特徴的であると思われました。また、腰椎破格は100.0%に認められることから、成長痛には遺伝的要素が強いと思われました。よって成長痛の治療は腰部硬膜外ブロックなど、刺激伝導系にアプローチする方法がベストであると思われました(pdf file
成長痛に特徴的なXP画像)。
不眠治療症例
恐らく世界ではじめて不眠症をブロック注射で根本的に治療することに成功しました。極めて難治性の不眠症には脳幹にある網様体賦活系の中枢感作が原因であると考え、上頚神経節ブロックで脳幹の血流を上げ、血行障害を改善させて網様体賦活系の障害を改善させていくという治療法です。治療法及び実績についの報告です(pdf file
不眠治療)。
肩関節周囲炎に神経根ブロックが著効する症例
他医での治療で治らなかった難治性の肩関節周囲炎の症例に頸椎神経根ブロックを単独で行う、またはSAB注と併用することで完治させることができたので報告する。肩関節周囲炎に頸椎神経根ブロックが著効するという事実は、難治性の肩関節周囲炎には頸椎神経根症が合併している例が少なくないことを証明している。今後は難治性肩関節周囲炎に遭遇した際は、私のが独自に開発した傍神経根ブロックを行うことをお薦めする(pdf file
肩関節周囲炎に神経根ブロックが著効する症例)。
全く新しい治療法_傍頚部神経根ブロックの治療成績
傍頚椎・胸椎・腰椎神経根ブロックは痛み、麻痺、しびれに悩む様々な患者を完治に近い状態にまで改善させることのできる新しい治療手技である。その効果はトリガーポイント注射よりも高く、安全性では硬膜外ブロックよりもはるか上を行く。しかも手技は数分で行える簡便さがあり、一般内科・外科の先生たちにも十分に行える手技である。今後の高齢者社会を支える上で、この手技は非常に有用と思われたので実績と共に報告した(pdf file
全く新しい治療法_傍頚部神経根ブロックの治療成績)。
TFCCと誤診された関節アロディニアの一例
関節アロディニアとは私が唱えた一種の中枢性感作の概念である(「関節アロディニア」参)。関節アロディニアでは位置覚や振動覚を痛覚と感じてしまうシステムが働くと思われ、そのため患者は動作時に痛みを訴えるので関節痛であると誤診されてしまう。今回は他の整形外科医にTFCCと診断されたが、それがC8への神経根ブロックで完治した症例を経験したので報告する。この症例はつまりTFCC様の症状を呈しながら、その原因は実は神経根症(中枢感作)であった。このような誤診をどうすれば防ぐことができるのか?検討する(pdf file
TFCCと誤診された関節アロディニアの一例)。
化膿性膝関節炎と誤診された自己免疫性膝関節炎の3症例
整形外来で膝関節内注射を受けている患者が膝の熱感・腫脹・膝関節痛を訴えることがあることは何度か経験することである。この場合偽痛風、化膿性膝関節炎などと診断され、膝関節内穿刺、抗生剤の投与などが行われるが、実際は細菌による感染ではなく自己免疫性疾患による関節炎であったという例を1年間に3症例経験したので報告する。3症例は全てにおいて血清MMP-3の値が高く、ステロイドの関節内注射により劇的に症状が改善した。通常、細菌性関節炎にはステロイドは禁忌とされるためこれらの患者をステロイドで完治させるにはその施行者に英断が必要である(pdf file
化膿性膝関節炎と誤診された自己免疫性膝関節炎の3症例)。
1週間の徹底的安静療法で治癒した難治性神経痛の6症例
脊柱管狭窄症による慢性難治性神経痛の症例に対し治療目的で徹底的な絶対安静を指導する医師はまずないだろう。今回、硬膜外ブロックなどの注射治療を何度も試みるも症状がいっこうに改善しなかった6症例に自宅での徹底的な絶対安静を1週間行うことを指導したところその全例で症状が著しく軽快し寛解した。安静は腰椎疾患の最終手段として有益であるのでこの新知見を検討していただくためのレポートである(pdf file
1週間徹底的安静療法で治癒した難治性神経痛の6症例)。
膝関節内注射が効かない変形性膝関節症のブロック治療
高齢者で膝の痛みを訴える患者の4割は膝関節内注射が無効である。これらの患者に神経根ブロック注射を適切におこなえば劇的に症状が改善した。神経痛由来の膝痛に特徴な痛点は内側上顆、外側上顆、膝蓋骨上部であり、ここを痛がる患者の場合、変形性膝関節症よりも変形性腰椎症による神経痛を第一に考えなければならない。これらの患者を現時点で神経痛治療することは高齢化社会において極めて有用なことであり、医師の各自が今よりさらに神経ブロックの手技を上達させることが急務と思われた(pdf file
膝関節内注射が効かない変形性膝関節症のブロック治療)。
膝痛と誤診される関節アロディニアの一例
通常、動作時に関節に痛みが出れば、医師も患者も痛みの原因は関節にあると考える。しかし、位置覚を痛覚と錯誤するパターン、本当は微小な関節痛を強い痛みと感じる感作などが存在している可能性を考えて神経ブロック治療を行わなければ治らない症例がある。だが、こういう知識は医学書には掲載されていないため誤診は世界中でなされている。誤診だけならばよいが、関節全置換手術などを行われ、症状が改善しない被害者が全国に散在する。誤診を見破るには唯一、ブロック治療で症状を完治させるしかないが…(pdf file
膝痛と誤診される関節アロディニアの一例)。
頻尿の原因が腰椎由来であることの実態調査
外来に訪れた腰椎疾患患者25名に頻尿の症状があるかどうか?を訊ねると、84%に頻尿症状があった。この事実はこれまで教科書的に教わってきた腰部脊柱管狭窄症の概念を覆す。なぜなら、頻尿などの直腸膀胱障害は腰部脊柱管狭窄症の末期で、狭窄が高度で馬尾神経障害が存在していなければ起こらないと考えられていたからだ。しかも脊柱管狭窄症由来の膀胱障害は知覚麻痺性膀胱、運動麻痺性膀胱であると考えられていたからだ。ところが実際のデータでは症状の100%が過活動性膀胱であり、今までの既成概念とは真逆であった(pdf file
頻尿の原因が腰椎由来であることの実態調査)。
頻尿治療で膝痛が完治した症例
15年前より右膝関節痛があり歩行時や階段昇降時に痛みを感じていたが治療をしても痛みが軽快しないためあきらめ、現在は週に数回の物療しか受けていない。彼女は同時に2年前から夜間の頻尿で睡眠不足で悩まされていたが、今回、頻尿を治療することを目的として腰部硬膜外ブロックを行ったところ、頻尿が改善するだけでなく、同時に右膝の痛みがほとんど全て改善され、歩行時や階段昇降時の痛みが消失した。この理由は、膝痛の原因が膝関節にあるのではなく、腰由来の神経痛に起因していたと考えられる。彼女と同様な神経痛に起因する膝関節痛が実際には少なくないと推測されるため症例を報告した(pdf file
頻尿治療で膝痛が完治した症例)。
変形性膝関節症へのヒアルロン酸注射の効果調査
ヒアルロン酸の注射は慢性期、進行期の膝OAの患者には全くと言ってよいほど無効である。ただし、初期の膝OAの患者と進行期でも症状が落ち着いている症例にはヒアルロン酸の効果がある。製薬会社の誇大広告程にヒアルロン酸は効果がない。ここでは実際にどの程度の変形にならヒアルロン酸が効果があるのかを写真データを示しながら解説する(pdf file
変形性膝関節症へのヒアルロン酸注射の効果調査)。
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